REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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カロッツェリアのベストセラーカーナビブランド、「楽ナビ」がモデルチェンジを行った。ラインアップされるのは本体サイズ(ラージ/200mmワイド/2DIN)や画面サイズ(9型/8型/7型)、再生AVソース、地図更新権(最大3年無償/最大1年無償/有償)のバリエーションが異なる14機種で、ニーズに合わせて自分にピッタリの1台が選べる。
楽ナビは1998年にリリースされた初代モデルから「楽に使える」、「楽に買える」ことをコンセプトとしており、コストパフォーマンスの高さは業界トップレベル。もちろんこの新型でも継承されている。
いちばんの注目は液晶ディスプレイに「HDパネル」を搭載していること(AVIC-RW303Ⅱ/RZ303は除く)。従来に比べてきめ細かく鮮明な映像を表示でき、一般的なカーナビに使用されているWVGAパネルと比較すると解像度は2.4倍。さらに視野角もきわめて広い。一目見るだけで誰もが違いを認識でき、美しさを実感するはずだ、実勢価格5万円前後(税別)の最廉価モデルでもこの点は変わらない。
また、多機能を思いのままにコントロールできる独自のインターフェースを搭載。初心者や機械が苦手という人のためにメニューをシンプルに変更する「カンタンモード」も用意されている。タッチパネルはスマホ同様にフリックやドラッグ、ピンチイン/アウトなどの操作も行える。
カロッツェリアは徹底してナビ能力の高さにこだわっているが、自車位置精度の高さは業界トップレベル。独自のIQ高精度を搭載し、地下駐車場や高速道路の分岐でもつねに正確な位置を表示する。また、情報を読み取りやすい地図表示やシンプルでわかりやすいルートガイドも備えている。スマホを接続すれば通信によって渋滞情報や駐車場満空情報などの取得もOKだ。
再生できるAVソースは機種によって異なるが、最上級となる「AVIC-RQ911」では地デジ、DVD、CD、USB、SDメモリーカード、Bluetoothオーディオ、ラジオなど豊富に用意し、スマホやブルーレイプレーヤーの映像入力ができるHDMI端子も備えている。
このほかドライブレコーダーやバックカメラ、ETC2.0車載器、後席モニターなどさまざまなシステムアップユニットを用意。
〈楽ナビ ラインアップ〉
●ラージサイズボディ
AVIC-RQ911(実勢価格:12万円前後/税別) 9型HDパネル/バージョンアップ最大3年分付き
AVIC-RL911(実勢価格:11万円前後/税別) 8型HDパネル/バージョンアップ最大3年分付き
AVIC-RL711(実勢価格:9万円前後/税別) 8型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
AVIC-RL511(実勢価格:8万円前後/税別) 8型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
●200mmワイドサイズボディ
AVIC-RW911(実勢価格:9万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大3年分付き
AVIC-RW711(実勢価格:7万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
AVIC-RW511(実勢価格:6万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
AVIC-RW111(実勢価格:5万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ有償
AVIC-RW303Ⅱ(実勢価格:5万円前後/税別) 7型WVGAパネル/バージョンアップ有償
●2DINサイズボディ
AVIC-RZ911(実勢価格:9万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大3年分付き
AVIC-RZ711(実勢価格:7万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
AVIC-RZ511(実勢価格:6万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ最大1年分付き
AVIC-RZ111(実勢価格:5万円前後/税別) 7型HDパネル/バージョンアップ有償
AVIC-RZ303Ⅱ(実勢価格:5万円前後/税別) 7型WVGAパネル/バージョンアップ有償