アウディと第一汽車が中国で電気自動車を生産する合弁会社を設立 2025年までにアウディの中国の販売台数の3分の1を電動車にする目標も

アウディと第一汽車が中国で電気自動車を生産する合弁会社を設立すると発表した。主に高級電気自動車を製造するという。

アウディと第一汽車は電気自動車の共同生産のフレームワークを定義する覚書（MoU）に署名した。将来的には、アウディはポルシェと共同開発したプレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）も中国に持ち込み、世界最大の市場での変革をさらに前進させる予定だという。




アウディは2024年以降、新しいPPEプラットフォームで中国市場向けにいくつかの電気自動車が生産するという。




「この決定は、中国市場の戦略的重要性を強調しています。このように、私たちは現地でイノベーションを積極的に推進しています」と、AUDI AGの取締役会会長であり、中国事業を担当するMarkus Duesmann氏は述べている。

アウディの電動モデルの中国での生産はすでに始まっている。アウディと第一汽車は、全電気式Q2L e-tronとプラグインハイブリッドA6L TFSIeを共同で製造している。さらに、これまでは輸入されたアウディe-tronは、9月末から長春で生産されている。これからはさらに電気自動車を中国に投入する予定で、2025年までに、アウディは中国での販売台数の約3分の1を電動車で生産する予定だという。