・現行型発表 19年11月
・JC08モード燃費 19.3㎞/ℓ (WLTCモード燃費 16.9㎞/ℓ)
REPORT●山本 晋也
PHOTO●平野 陽
MODEL●林 あやの
※当記事は2020年4月発売の「2020-2021年 国産&輸入SUVのすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■主要諸元 TSI 1st Plus
全長×全幅×全高(㎜) 4115×1760×1580
室内長×室内幅×室内高(㎜) —
ホイールベース(㎜) 2550
トレッド(㎜)前/後 1525/1510
最低地上高(㎜)—
車両重量(㎏) 1270
エンジン種類 直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄) 999
最高出力(kW[㎰]/rpm) 85[116]/5000-5500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 200[20.4]/2000-3500
燃料タンク容量(ℓ) 40(プレミアム)
トランスミッション形式 7速DCT
駆動方式 FF
タイヤ・サイズ 215/45R18
最小回転半径(m) 5.1
WLTCモード燃費(㎞/ℓ) 19.3
車両本体価格 335万9000円
撮影車両データ
ボディカラー:ダークペトロール
オプション装備:デザインパッケージ〈ブラック〉
先進安全装備
フロントエンブレムに内蔵されたミリ波レーダーをセンサーとして用いるシステムは、約5〜65㎞/hの範囲において歩行者もしっかりと検知できる。パーキングブレーキはサイド式だがACCは停止までカバーする。
ボディカラー
乗降性
ステップの高さは気にならず、SUVというよりハッチバック感覚で乗り降りできる。前後ともドアが大きく開くのは美点。フロントは不満ないが、リヤは開口の高さがもう少し欲しい。
インパネ
前席
コンパクトクラスとは思えないほど座面が長く、ボリューム感のあるシートだ。シート地の選定がすばらしく、身体をしっかりと面で支えてくれるため運転姿勢が乱れづらい。
3名掛けの後席だが、中央はエマージェンシー的。こちらも左右2名乗車の範囲ではホールド感が高く快適なシートだ。座面はスライドが可能で、最大14㎝動かすことができる。
ラゲッジルーム
ボディサイズからすると十分なラゲッジスペースを確保している。通常時の容積は455ℓで、6対4分割式の後席を格納すると1281ℓまで拡大できる。電磁ロック式のテールゲートはコンパクトクラスとしては高級感がある仕様だ。
うれしい装備
〈TOPICS〉スマホを活用したコネクト機能を初採用
〈ENGINE〉全車1.0ℓダウンサイジングターボエンジンを搭載
バイヤーズガイド
18インチタイヤの乗り心地やデザインパッケージの色合いに好みは分かれると思うが、それ以外でも全車速追従式ACCにレーンキープアシストが付き、パドルシフトを備えるなど「TSI 1st Plus」のコスパは高い。