2月:5万1695台(+5.3%)
3月:3万2611台(−47.1%)
4月:3万0620台(−46.6%)
5月:5万1988台(−18.7%)
6月:5万3911台(−12.4%)
7月:5万1458台(−19.7%)
8月:5万7885台(−17.4%)
9月:6万0103台(16.4%)
※( )内は前年同月比
北米スバルを牽引しているのは、相変わらずフォレスターとアウトバックだ。どちらも9月の販売台数としては過去最高の数字をマークしている。特にアウトバックは1万7023台と前年同月比で50.9%増という好調ぶりで、フォレスターを抑えて北米スバルで一番売れている車種となった。
アウトバックは8月にステアリング連動式LEDヘッドライトを全車標準化するなどの改良が施された2021年モデルを発表したのだが、その効果が早くもセールスに表れたようだ。
また、WRX/STIは前年同月比で約47%増、BRZに至っては台数こそ多くはないものの約126%増といった具合に、スポーツモデルがよく売れたのも9月のトピックだ。
北米スバルの9月の車種別販売台数は以下の通りだ。
フォレスター:1万5648台(+16.6%)
インプレッサ:4622台(−21.1%)
WRX/STI:2040台(47.3%)
アセント:5744台(8.0%)
レガシィ:2825台(18.4%)
アウトバック:1万7023台(50.9%)
BRZ:251台(126.1%)
クロストレック(日本名XV):1万1950台(0.5%)
北米スバルのトーマス・J・ドール社長兼CEOは、次のように述べている。
「この9月は販売店の皆様のおかげで、これまでで最高の9月となり、2020年においても最高の月となりました。2020年は私たち全員にとって厳しい年ですが、9月の成功は第4四半期(10〜12月)に向けて、希望と興奮を与えてくれました」
トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染を発表するなど、いまだに予断を許さない状況ではあるものの、北米の自動車販売の現場では、徐々に新型コロナの影響は薄まってきているようだ。