事故のない交通社会(ゼロ・フェイタリティ)として、「センシング」技術を体感できる部屋だ(センシングとは、事故防止のために周囲の状況を正確に感知する技術)。この部屋ではその技術を特殊なレーザーで表現したセンシング・インスタレーションを体感することができる。
動き続けるレーザーは人の動きを感知し、回避してくれるというが、なるほど、どんなに動いてもレーザーにぶつかることはなかった。交通事故ゼロの社会実現のために欠かせない技術となる「センシング」を楽しみながら体感できました。
続いてROOM2。ROOM1と趣を変え、室内にはたくさんの柱が立っている。そして、その柱上に光るクルマのオブジェが。そっと手をかざすと……柱に光が集まったり拡散し始めた。
「街からクルマへの蓄電」「電気や情報の共有」「クルマから街への給電」を表現しているのだとか。
「THE CITY」は、とにかく綺麗。難しい技術を難しい言葉ではなく、直感的に体感できるのも、うれしいポイント。
「未来を、観る」コンセプトのTHE LIFEブース。ここでは、日産が想い描く、人と技術の未来。家族や恋人をテーマとした10分ほどの短編作品2本を見ることができる(作品は交互に上映/入れ替え制)。
今回は時間の都合で1作品しか観られなかったのですが、作品の最後に「2040年に……」と(これ以上はネタバラシになってしまうので割愛します)表示されて、「ああ、近い未来には、本当にこうなるのかもしれないな」とワクワクしました。う〜ん、2本とも観たかった(トンネルをくぐりたいという理由もあり)。
THE LIFEブースで教えてもらいました。入り口すぐのカウンターで、日産未来文庫の単行本がもらえると! さっそくいただいてきました!
この本は、日産自動車が想像のプロであるSF作家さんとともに描いた自動運転社会の未来を予想した4ページのショートストーリーが19話収録された一冊です。
日産グローバル本社ギャラリー(横浜)/NISSAN CROSSING(銀座)でも配布をしていたのですが、すでに予定配布数に達して終了。ニッサン パビリオンでの配布数も残りわずかとなっているようです。
再生可能エネルギーで運営されるカフェ「NISSAN CHAYA CAFE」。机にワイヤレス(非接触)充電器が設置されていたり、自動配膳ロボットが給仕してくれたり、水耕栽培の野菜を作っていたり、お会計がキャッシュレス決済だったり……と、とっても未来的なカフェ(充電器・配膳は、サービス可能机のみとなります)です。
ここでは水耕栽培野菜や、地元神奈川で採れた野菜を使ったサラダやサンドウィッチ、季節のフルーツを使ったオリジナルスイーツや、日産オリジナルビール(運転担当さんは飲んじゃダメですよ!)などを楽しむことができます。すべてがとにかく美味しそう!
ドリンクで一番のオススメは、ロゴやクルマがあしらわれた、カフェラテ!!!!!
NISSANロゴ、ARIYA、GT-R、Formula Eから選べます。
※じつは、ビールの泡にもプリントしてくれるのです(重ねて言いますが運転する人はダメですよ)
もちろん、GT-R愛溢れるワタクシは、GT-Rを(ほかの人にチョイスさせて自分はスイカスムージーを頼みました。わはは)。あ、GT-R愛過多な記事は下記リンクからどうぞ。
電気自動車に興味がない私でも、なんとなく気になるARIYA。CMで木村拓哉さんがブーっとリモコン操作しているのを見ているからかしら。その実車をいち早く体感できるのも、ココだけです。同乗体験があったり、ヴァーチャルディスプレイで楽しみながらARIYAを知ることができます。
10月3日から始まった「NISSAN PAVILION ENNICHI」。「縁日」をニッサン パビリオン風に解釈したスペシャルな企画。電気自動車 リーフの電源を活用した、スーパーボールすくい、わなげ、そしてフードの屋台が並びます(参加チケットは入場時にもらえます/おひとり様1枚)。
フード屋台では「状元樓」の点心セットや大根餅、「アルテリーベ」のマカロン、「TSUBAKI食堂」のオリジナルグリーンカレーや小松菜サワーと、横浜の人気飲食店3店舗とコラボレーションした「NISSAN PAVILION ENNICHI」限定メニューが楽しめます。
あ! ひとつだけご注意いただきたいことは、フード屋台では現金決済のみです、ということ。カフェが電子決済だったので屋台も電子だよね〜と思い込み、クルマに携帯以外の荷物をすべて置き、現金を1円も持たずに撃沈したおマヌケは私です……。まぁ、そんな無防備なかたもいらっしゃらないと思いますが、念のため。
最後の理由は「未来を、遊ぶ」をテーマとする、「THE THEATER」。
ここでは「可能性の拡張」をテーマにしたARIYAショー、日産が参戦するFORMULA Eのバーチャルアトラクション、そして日産自動車のブランドアンバサダーを務める、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手とバーチャルテニスができるNAOMI BEATSを楽しむことができちゃうのです(NAOMI BEATSのみ要予約)。
ARIYAショーも、FORMULA Eも、大型スクリーンで大迫力。観ていると、思わず身体が動いちゃいます。FORMULA Eのバーチャル体験席は、席が動いて臨場感も抜群だとか(今回は、テニスに参加させていただいたので、体験できずでした)。
先日16日にワールドプレミアされた Z PROTO。世界に1台しかない車両が、ここニッサン パビリオンに飾られていたのです。デザインに関しては賛否両論あると思いますが、実車を見て、私は「いいな」と感じました。
顔がね、悪ガキのようで可愛いんですよ(こんな表現で、ごめんなさい)。残念ながら10月4日で展示が終了してしまったのですが。一応写真だけ。
ね、可愛いでしょ。
ほかにも、モコモコした不思議な建物は一見の価値ありとか、電気自動車で訪れると駐車場に駐めさせてもらえるんですよ(ただし、給電をお願いします。要予約)とか、GT-RだってGT-R NISMOだって見られちゃうんですよ! とかオススメの理由はたくさんあるのですが、とりあえず、7つ挙げてみました。
「すべての写真」では、ここに掲載できていない写真もご覧いただけます。ぜひ、チェックしてみてください。
どうですか? ちょっと気になるでしょ? 10月23日までに横浜を訪れる予定のあるかた、ぜひお立ち寄りください。
もちろん、日産ファンのかたは、パビリオンのあとにグローバル本社ギャラリーのルートでどうぞ。
ニッサン パビリオン横浜では、新型コロナウイルス感染拡大防止対応がしっかりとられています。ご利用の皆さまも、入館時の検温、マスク着用、アルコール消毒など、入館時のお願いをご理解いただいたうえでのご利用をいただきますようお願いします。ニッサン パビリオン横浜公式サイト【外部サイト】駐車場予約|Nissan Energy Share体験【外部サイト】
「ニッサン パビリオン」
・オープン期間:2020年8月1日〜10月23日
・所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
・営業時間:11:00〜19:00(平日)/10:00〜19:00(土日・祝日)
・休館日:不定期
・入場料:無料