日本仕様のAudi e-tron Sportbackの充電には、標準装備する家庭用の普通AC(交流200V標準3kW、オプションで8kW対応)充電器と、主として公共の急速DC(直流)充電器とが対応する。公共の充電設備としては全国に7800カ所に設置されているCHAdeMO規格の急速充電器(出力50kWまで)を利用可能だ。e-tron の95kWh(正味容量86.5kWh)のバッテリーを0から80%まで充電するための所要時間は、50kWの出力で1時間半だ。
アウディ ジャパンではe-tronの導入にあわせて、e-tron Charging Serviceを提供し(一年目のみ月会費の5000円と一分15円の従量料金が無料)、このサービスで提供される充電カードは全国約7800カ所の急速充電器のうち約86%をカバーする「合同会社 日本充電サービス(NCS)」加入の充電器で利用可能だ。普通充電を含めると、2万1700カ所(2020年4月現在)の充電ステーションを利用できる。
購入に際してはAudi e-tron Sportbackは約40万円の減税メリットを受けられ、これに加えて一般社団法人次世代自動車振興センターが交付する「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」の該当車両のため、40万円の補助金を受け取ることができる。またアウディ ジャパンでは家庭での普通充電器の設置費用をサポートするほか、自然電力株式会社との提携により、購入者には、自然エネルギー実質100%による電力を提供するプランを用意している(1年間、月額1000円の割引を提供)。
また、アウディ ジャパン初の100%電気自動車の導入にあたり、Audi e-tron専用のLINEアカウントによるオーナーサポートを、9月17日(木)14時から開始する。オーナーからの質問に対してAudi Communication Centerのオペレーターが回答します。場合によって通話に切り替えての対応も行う。
モーター:電気モーター×2300kW/407km(WLTC)
バッテリー容量:95kWh
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):1327万円
モーター:電気モーター×2300kW/407km(WLTC)
バッテリー容量:95kWh
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):1346万円
あらゆる自動車メーカーが電気自動車を発表する中、日本では今回アウディが初めて100%電気自動車を導入した。アウディが示す電気自動車の方向性を感じ取れる楽しみな一台だ。