2月:5万1695台(+5.3%)
3月:3万2611台(−47.1%)
4月:3万0620台(−46.6%)
5月:5万1988台(−18.7%)
6月:5万3911台(−12.4%)
7月:5万1458台(−19.7%)
8月:5万7885台(−17.4%)
※( )内は前年同月比
以前からフリート(法人向け)販売を他メーカーよりも抑制していたため、新型コロナウイルスの影響が比較的少ないと言われているスバルでさえこんな状況なのである。いかに新型コロナウイルスが自動車販売にダメージを与えているかがわかるというものだ。
なお、スバルは2021年3月期(2020年4月1日〜2021年3月31日)における全世界の販売台数を90万台と見込んでいる。2020年3月期の実績に対して約13%減の数字ではあるが、これを達成できるかは今後の北米市場がどれだけ早く回復するかにかかっていると言えそうだ。
では、北米スバルの8月の車種別販売台数を見てみよう。
フォレスター:1万7261台(+1.1%)
インプレッサ:4654台(−38.1%)
WRX/STI:1218台(−35.1%)
アセント:6619台(-9.6%)
レガシィ:2681台(−14.1%)
アウトバック:1万4856台(-13.2%)
BRZ:267台(69.0%)
クロストレック(XV):1万0329台(-17.4%)
好調だったのはフォレスターだ。ジェフ・ウォルターズ販売担当上級副社長によると「在庫数の改善と販売店への2021年モデルの入荷により、9月と第4四半期の販売成績はさらに向上することを期待しています」という。
スバルは8月19日に2021年モデルのフォレスターを発表したばかり。ステリアリング連動型LEDヘッドライトとハイビームアシストの採用グレードの増加、リヤシートベルトリマインダーの全車標準化などの改良が行われている。