アウディの高性能アッパーミドルモデル「S6/S6アバント」「S7スポーツバック」の新型が上陸! 9月15日に発売
8月25日、アウディジャパンはプレミアムアッパーミドルクラスの高性能モデル「S6/S6アバント」「S7スポーツバック」の新型を、9月15日に発売すると発表した。税込車両価格は「S6」が1303万円、「S6アバント」が1339万円、「S7スポーツバック」が1374万円だ。
450ps/600Nmを引き出す2.9ℓ V6ターボに48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッドパワートレインを搭載
「S」モデルは、圧倒的なパワーと環境性能を両立する先進のエンジンと、「クワトロ」フルタイム4WDシステムを搭載し、力強いパフォーマンス、優れたダイナミクス、そして高い実用性を兼ね備えたアウディのスポーツモデルに与えられるネーミング。各シリーズにおける上級グレードとして位置づけられている。
新型「S6シリーズ」、「S7スポーツバック」には、いずれも450ps/600Nmを発揮する2.9ℓV型6気筒ターボエンジンを新たに搭載。トランスミッションは8速AT(ティプトロニック)を組み合わせる。
このパワートレーンにはマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を搭載している点が特徴。これは48Vリチウムイオンバッテリーと、クランク軸にベルトを介して連結されるBAS(ベルト オルタネーター スターター)を中核技術として構成されており、省燃費を実現するもの。またターボチャージャーに加えて電動コンプレッサー(EPC)を搭載することで、エンジンが低回転域でもターボラグのない素早い加速を可能にしている。なお、WLTCモード燃費は3モデルいずれも9.5km/ℓだ。
シャシーはSモデル専用設定のアダプティブエアサスペンションを採用しており、オプションのリヤスポーツデファレンシャルと組み合わせることで、よりダイナミックな走行性能を実現する。
エクステリアは新しいアウディのデザイン言語を体現し、スポーティかつエレガント、ハイテクで洗練されたキャラクターを表現。専用デザインの前後バンパーを装着し、さらに精悍さも強調している。
ブラックを基調としたインテリアは、バルコナレザーを用いたSロゴ付のスポーツシートや、マット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを配してスポーティさを演出している。
最新のデジタル技術やセーフティ技術が充実しているのも新世代アウディらしい。10.1インチと8.6インチのふたつのタッチディスプレイを採用したMMIタッチレスポンスからなるインフォテイメントシステムを採用したほか、アダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブドライビングアシスタントをはじめ、数々の先進運転支援システムを装備。新しいパワートレインによるパワフルで効率的なパフォーマンスとともに、より快適で安全なドライビングを実現している。