ゴーストとは、やや小さく手頃なロールス-ロイスという位置づけにある。しかしそれは、単にエントリーモデルということではなく、ロールス-ロイスのフィロソフィを深く理解しながらも、より合理的、効率的であることを望むユーザーに向けたクルマだ。
今回公開されたアニメーションは、今回のモデルの考え方やこれまで学んだユーザー像を紹介したもの。「脱贅沢」とも言われるが、シンプルなアニメーションや、現代的表現などを見ていると「ポストオピュレンス」、つまり贅沢の次なるもの、といった捉え方が見えてくる。
伝統、格式の代名詞とも捉えられるロールス-ロイスだが、こうした新たなユーザーが、新しいロールス-ロイスを育んでいくだと思う。