DSMのPurpose led, Performance driven(地球と人類のサステナビリティと企業の成長を同時に実現する)戦略において、DSMエンジニアリングマテリアルズは、Akulon PA6製品群のカーボンフットプリント半減により、サステナビリティ実現を大きくけん引するマイルストーンを達成することになる。カーボンフットプリント半減は、Akulon PA6製品群の主要な原料サプライヤーであり、また、生産工程における温室効果ガスの大幅削減を目指す排出削減プログラムをオランダで開始したFibrant/Highsunと、バリューチェーンの連携を深めることにより、本製品群のカーボンフットプリントの削減が実現することになった。
Akulonブランド製品のカーボンフットプリントの削減は、バリューチェーンにおける温室効果ガス排出を2030年までに、製品1トンの製造につき28%削減する、と定めているDSM「CO2REDUCEプログラム※」スコープ3の実現に大きく貢献する。
※ CORE2REDUCEプログラム:バリューチェーンにおける排出量削減の実現にあたり、 サプライヤーにも気候変動問題への影響を軽減するように奨励するDSMの取り組み。
DSMエンジニアリングマテリアルズ ビジネスライン バイスプレジデントであるJoost d'Hooghe氏は次のようにコメントしている。
「この度、DSMが大きな一歩を踏み出し、世界的に業界をリードすることを大変誇りに思っています。これまでの製品群に代わり、さらにカーボンフットプリントの少ない新生PA6をご採用いただくことで、お客様が製造する製品の温室効果ガス排出削減が可能になります」
DSMエンジニアリングマテリアルズのプレジデント、Shruti Singhal氏は次のように述べている。
「当社には、サステナビリティへのコミットメントを具現化してきた長い歴史があります。次のステップとして、バイオベースの原料を利用するマスバランスアプローチを適用することで、当社はカーボンフットプリントをさらに削減します。お客様、サプライヤー、パートナーの皆さまとともに、サステナビリティの面で業界をリードし、すべての人々にとって、より豊かな暮らしを創造していきます」