☆北海道・東北
・岩手県 国道106号線宮古市区界第一地割(東行き/レーダー式)
☆関東甲信越
・千葉県 国道16号線市原市八幡海岸通(外回り/LHシステム)
・長野県 国道19号線木曽郡南木曽町田立(下り/Hシステム)
☆東海
・静岡県 新東名高速道路長泉沼津出口標識先65.1KP(下り/LHシステム)
☆近畿
・滋賀県 名神高速道路泰荘PA先430.7KP(下り/Hシステム)
・大阪府 中央環状線吹田市春日1丁目(北行き/ループコイル式)
中央環状線吹田市春日1丁目(南行き/ループコイル式)
☆中国
・岡山県 ブルーライン瀬戸内市邑久町尾張9.2KP(東行き/Hシステム)
ブルーライン瀬戸内市邑久町尾張9.2KP(西行き/Hシステム)
☆九州
・福岡県 国道200号線(新道)飯塚市鯰田(下り/Hシステム)
国道200号線(新道)飯塚市阿径恵(上り/Hシステム)
国道3号線福津市津丸(南西行き/Hシステム)
撤去されたオービスの機種内訳は、LHシステム/2機、Hシステム7機、ループコイル式2機、レーダー式1機となり、少ないながらもやはりHシステムの撤去が目につく結果となった。
それにしても、ここ数年の撤去ペースを考えれば、この数字は明らかに異常と言えるもの。実は、撤去された12機も、その撤去工事はコロナ騒動前に行われたと思われ、コロナ以降にオービスが撤去されたという話は聞いていない。となれば、この現象には、コロナが少なからず影響しているのではないだろうか。
参考までに、今年、新設された固定式オービスはわずかに2機!! (内1機はリサイクルorダミー)。つまり、警察のスピード取り締まり体制が、確実に移動オービスや密かに増殖しているレーザー&レーダーパトカーに移行し、固定式オービスに関しては、半ば見切られていると言っても過言じゃない。それにも関わらず、立ってるだけでお金がかかるオービスの撤去ペースに急ブレーキがかかったことからも、コロナの影響では? と考えても不思議はない。
確かに、オービスの撤去費用は地方自治体が負担することになっているため、コロナ騒動により予定していた予算が執行できなくなったということは、十分に考えられること。もちろん、外出自粛要請などで、予定していた工事ができなかったというケースもあるだろう。さらに、コロナ騒動は当分は、沈静化しそうにないとなれば、ある程度、収束するまで、少なく見積もっても200機はゆうに超える「撤去されて当然の、役立たず&金食い虫オービス」は残存し続けるというのだろうか。
元々が莫大な税金の無駄遣いなだけに、我々も目を光らせて、今後の対応を見守っていきたいものだ。