エンジン内部に手が入っていてピストン形状が変更されたことで圧縮比は11.0から10.2へとやや下げられた。これは高過給時の燃焼改善のためだ。
0-60mph加速は4.1秒から3.9秒へと向上。燃費はcity 12.8km/ℓ highway 10.6km/ℓ combined 9.4km/ℓ だ。
シャシーにも手が入った。ダンパーのチューニング変更、アルミ製ブレーズバーの追加、電動パワーステライングのセッティング変更などを行なっている。
2.0ℓ直4DOHCターボ(B48型)は
最高出力:259ps/5000-6000rpm
最大トルク:400Nm/1550-4400rpm
となっている。これは日本仕様のSZ-Rと同スペックだ。
また、2.0ℓモデルはフロントブレーキローター径が330mm ×24mm(3.0ℓモデルは348mm×36mm)と小さい。また3.0ℓの4ピストンに対してシングルピストンキャリパーとなっている。また2.0ℓモデルはアクティブデファレンシャルとアクティブサスペンションは装備しない。
2.0ℓモデルの車重は3181ポンド(約1443kg)と軽量で、完全な重量配分(50:50)を維持しながら、3.0ℓモデルよりも200ポンド(約90.1kg)以上軽い。
2.0ℓ直4モデルの価格は約460万円~、3.0ℓ直6モデルは約546万円~となっている。スープラ2021年モデルは北米でこの夏発売される予定だ。