パワートレーンは5気筒6気筒の設定はなく、すべて横置き直列4気筒ターボエンジンだ。ガソリンターボが「T」、ディーゼルターボが「D」。その後ろにつく数字が大きい方が過給圧が高く高出力なエンジンである。
T6やT8には「Twin Engine AWD」としてリヤにモーターを搭載した仕様がある。トランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製8速ATを使う。
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:15.0km/ℓ
長所:ディーゼルの経済性。乗り心地の良さ。運転していて疲れない。
短所:リヤドアフェンダーに泥が入り込む。アラウンドビューとリヤビューが同時に表示できない。
評価
外観:★★★★★ デザインに惚れ込んで購入したと言ってもいい
室内:★★★★☆ ホワイト内装も用意してほしかった
走行性能:★★★★★ 圧倒的なトルク
燃費性能:★★★☆☆ 当然ながらV60(前車所有)より燃費が悪い
装備:★★★★☆ ヘッドアップディスプレイが欲しかった
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ポールスターパフォーマンスソフトのインストールを強くお勧めします。出だしのもっさり感がなくなります」
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:15.4km/ℓ(高速通勤が9割、残りは郊外へのドライブ)
長所:車重に対して必要充分なトルクと燃費の良さ。質感が高く、落ち着ける室内空間。
短所:エコ重視の運転モード時に除湿機能が不十分でフロント、サイドが曇る。
評価
外観:★★★★★ 過剰なデザインではなく、品良くまとまっている
室内:★★★★☆ 外観と同じ
走行性能:★★★★☆ SUVはこのクルマが初めてだが、想定外にアクセル、ハンドル操作への追従がよい
燃費性能:★★★★★ ディーゼルであることが大きいが、期待以上の数値
装備:★★★☆☆ ナビの経路探索性能(もしくは地図データ)は質が低い
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「同クラスの輸入車SUVと比較すると控えめながら、日本車にはないスタイルの美しさを備えた類を見ないポジションを確立したクルマです。ライフスタイルに落ち着きを求める方に合うのではないでしょうか」
初代は2010年の登場。プラットフォームはフォード傘下時代の名残であるボルボ・P24プラットフォームを使う。エンジンは、1.6ℓ直4、2.0ℓ直5、3.0ℓ直6ターボエンジンなど多彩だった。直6フロント横置きという極めて珍しいレイアウトを採るモデルもあった。
また、エンジンをパワーアップして脚周りも強化した「ポールスター」の設定もあった。
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:13.0km/ℓ(市街地9割、高速1割、高速のみだと20㎞/ℓはいく)
長所:やっぱりディーゼルのトルク感と8ATとの組み合わせで低燃費の両立。車高が高く、4WDではないが走破性の高さ。国産車に比べて高いですが、装備、安全性、運転しやすさなど総合的なコストパフォーマンスの良さ。
短所:ナビがしょぼい。
評価
外観:★★★★★ 車高が高いことにより存在感がある。
室内:★★★★☆ 後ろがちょっと狭い
走行性能:★★★★★ 動力性のに不満なし、燃費、走破性など文句なし。
燃費性能:★★★★★ 動力性のに不満なし、燃費、走破性など文句なし。
装備:★★★☆☆ ACCは優秀だが、ナビがしょぼい
満足度:★★★★★ 今までに所有してきたクルマのなかで断トツの満足度
このクルマの購入を検討している人にひと言
「現行モデルのV60のディーゼルは日本では販売していないのが一番残念。中古でも一度運転してみるべし」
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:17.0km/ℓ(信号の少ない広域農道が8割、市内の移動が2割)
長所:シート・脚周りがよく、長距離の運転でも疲れない。静粛性がかなり高い。ACCが非常に優秀。制御が人間の感覚に近く、アイサイトより優れている。
短所:アイドリングストップがOFFにできない。車重が重く、コーナーでの機敏さは少ない。アイドリングストップから復帰する際、振動が伝わる。
評価
外観:★★★★★ シンプルで綺麗。一目でボルボとわかるリヤビュー
室内:★★★★☆ シートの作りは最高。インパネはボタンが多く、少し古さを感じる。
走行性能:★★★★☆ フラットで疲れない。高速道路は大得意。ディーゼルなので発進はもたつくが、速度が乗れば不満なし。
燃費性能:★★★★★ ガソリンスタンドへ行く回数が毎月1回で済む
装備:★★★☆☆ コネクティビティは現行車種に比べると劣るが、別段不満はない。SENSUSは文句なし。
満足度:★★★★☆ 細かいところで不満はあれど、全体的に満足度は高い。長く乗りたいと思える1台。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「そこそこスポーティで、人も荷物も載せられるクルマが欲しいなら候補に入れるべき。エクステリア、インテリア共にドイツ勢のような厳つさがなく、乗っていてもあまり被らないのでオススメ。」
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:17.0km/ℓ(高速4割、郊外4割、都内2割)
長所:ACCによる長距離ドライブの安心感。トルキーなエンジン。堅牢なボディと優れたシートによる低疲労。
短所:旧型なので当然ですが、カーナビのレスポンスに難。アイドルストップの機能停止が出来ない事。ブレーキダストでホイールが真っ黒になる事。
評価
外観:★★★★☆ 派手さ無く、品があるデザイン
室内:★★★★☆ 疲れない優れたシート
走行性能:★★★★☆ 俊敏さ、機敏さは無い落ち着いた普通のクルマ
燃費性能:★★★★★ 普通にフルタンク1000km
装備:★★★★★ ACCが優秀で、高速では靴を脱げます。
満足度:★★★★★ 国内を旅するには最高のパートナーです。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「旧型のS60は、車幅以外はコンパクトで日本の道路にピッタリ、また、ディーゼルは、AdBlueも不要でメンテナンス性も悪くありません。今なら、安全装置満載の低走行の中古が、格安で買えます、ディーラーも多く初輸入車には最適と思います。」
排気量:3000cc トランスミッション:AT
平均燃費:8.0~9.0km/ℓ(郊外での移動が大半)
長所:横置きだけど直列6気筒エンジンはやはり良い。内装の雰囲気と快適なシート。意外と燃費が良く、街乗りで8km/lを超える。
短所:特に前方のサイズが非常に大きく感じられ、取り回しが良くない。ステアリングを切った状態で発進する際の振動などがあり、緻密さを感じない。ドアミラーが半分程度しか格納できず、邪魔な場合がある。
評価
外観:★★★★☆ デザインは良いが、後方及び斜め後ろの視界が悪い
室内:★★★★★ デザインも質感も良いが、モニターが7インチと小さい
走行性能:★★★★☆ 動力性能もハンドリングも良いが、もっとガッチリしたブレーキフィールが欲しい
燃費性能:★★★☆☆ 3リッターターボのAWDとしては非常に良い
装備:★★★★☆ 2012年当時としては最先端の装備だが、オートライトがない(2013年モデルから標準)
満足度:★★★★☆ 登録しただけの正規ディーラー未使用車として入手したが、コストパフォーマンスは高いと思う。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「内装デザインが気に入った方には薦められると思います。ただ、当初5年間くらいのリセールバリューが低いので、一台のクルマに長く乗る方、もしくは中古で購入される方に適していると思います」
排気量:1600cc トランスミッション:DCT
平均燃費:7.5km/ℓ
長所:車格を考えるとシートの造りが良い。
短所:最小回転半径が大きく狭いところでの取り回しが1クラス上の車に近い。燃費があまり良くない。
評価
外観:★★★☆☆
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★☆☆
燃費性能:★★☆☆☆
装備:★★★★☆ 価格に対して安全装備が充実している。
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「多少年式の古いものでも、価格を考えれば安全装備の充実度が他車の新しい車に匹敵するので、その点を最優先して選ぶ方にはコストパフォーマンスの高いクルマだと思います。ただ、燃費が新しいクルマには遠く及ばないので、その点だけは覚悟が必要です」