REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
4月30日公開されたカワサキ公式ティーザームービーの第2弾は、ノーマルマフラーからヨシムラ製マフラーへの交換作業風景。4本のエキパイからサイレンサーまでのマフラーを丸ごと、つまりフルエキゾーストシステムだ。 第3弾のA-TECH製ドライカーボンカウル装着に続き、2020年5月15日に公開された、カワサキ公式ティーザームービーの第4弾では、4気筒エンジン+ヨシムラ管が、シャシーダイナモ上で唸りを上げる! 動画では、右側グリップに設置されたセルモーターを押し下げ(Ninja ZX-25Rは右手親指によるプッシュ式ではなく、押し下げ式を採用)、エンジンを始動すると、4気筒+ヨシムラ管ならではの、「ゴロゴロゴロ……」という、腹に響く、“あの”4発マルチサウンドを演奏。 アイドリングから、何度かスロットルを煽っているのみだが、たったそれだけで、4気筒+ヨシムラ管の存在感と魅力を遺憾なくアピール。2気筒では絶対に味わえない、その官能的なサウンドに、筆者は「やっぱり、4スト4発のヨシムラ集合管は、ええなぁぁぁ♪」と、思わず聴き入ってしまった……。 かつては4社がしのぎを削り合っていた、国内の4気筒クォーター。しかし現在では、全て消滅していただけに、このNinja ZX-25Rの“復活”は、非常にインパクトの大きな出来事。 インドネシアでは、2020年4月4日に発表展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になったNinja ZX-25R。国内でも旋風を巻き起こす予感大のNinja ZX-25Rに、今後とも目が離せない。新たな情報が出次第、レポートします!