カワサキインドネシアは、発売が待たれる「Ninja ZX-25R」の新たなイメージ映像(第4弾)をYOUTUBEに公開。第2弾のヨシムラ製マフラー装着、第3弾のA-TECH製ドライカーボンカウル装着に続き、今回は、いよいよエンジン始動! バックファイヤーを上げながら、ヨシムラ管が奏でる官能的な4気筒サウンドをご堪能あれ!


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

【動画】カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R+ヨシムラ製フルEXシステム。ついにエンジン始動!

Kawasaki Ninja ZX-25R x Yoshimura: Start &Warm-up [Sound]( Kawasaki Indonesia)
Ninja ZX-25Rのレッドゾーンは1万8000~2万回転。レーシーな超高回転型の、ショートストローク型エンジンだと予測。

 4月30日公開されたカワサキ公式ティーザームービーの第2弾は、ノーマルマフラーからヨシムラ製マフラーへの交換作業風景。4本のエキパイからサイレンサーまでのマフラーを丸ごと、つまりフルエキゾーストシステムだ。




 第3弾のA-TECH製ドライカーボンカウル装着に続き、2020年5月15日に公開された、カワサキ公式ティーザームービーの第4弾では、4気筒エンジン+ヨシムラ管が、シャシーダイナモ上で唸りを上げる!




 動画では、右側グリップに設置されたセルモーターを押し下げ(Ninja ZX-25Rは右手親指によるプッシュ式ではなく、押し下げ式を採用)、エンジンを始動すると、4気筒+ヨシムラ管ならではの、「ゴロゴロゴロ……」という、腹に響く、“あの”4発マルチサウンドを演奏。




 アイドリングから、何度かスロットルを煽っているのみだが、たったそれだけで、4気筒+ヨシムラ管の存在感と魅力を遺憾なくアピール。2気筒では絶対に味わえない、その官能的なサウンドに、筆者は「やっぱり、4スト4発のヨシムラ集合管は、ええなぁぁぁ♪」と、思わず聴き入ってしまった……。




 かつては4社がしのぎを削り合っていた、国内の4気筒クォーター。しかし現在では、全て消滅していただけに、このNinja ZX-25Rの“復活”は、非常にインパクトの大きな出来事。




 インドネシアでは、2020年4月4日に発表展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になったNinja ZX-25R。国内でも旋風を巻き起こす予感大のNinja ZX-25Rに、今後とも目が離せない。新たな情報が出次第、レポートします!

交換されたヨシムラ製フルエキゾーストシステムは、見た目から推測するに、超軽量なオールチタン製。

装着しているA-TECHのドライカーボン製カウルは、保安部品を省いたレース仕様。動画に登場しているZX-25R改は、4月に写真で公開されたZX-25R改と同一のものだと予測。動画に登場しているZX-25R改の詳細は、下記をチェック!

次回の公式動画(第5弾)は、ダイノジェット上で、限界までエンジンを回す模様。ヨシムラ管のサウンドにも、乞う期待!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 排気音に惚れちゃいそう。Ninja ZX-25R×ヨシムラマフラーの動画を公開|カワサキインドネシア