大排気量のV8エンジン、ピックアップトラックが大好きなアメリカのユーザーだが、BEVも徐々に普及しているようだ。
それでは、2019年アメリカで売れたEV TOP10を10位から紹介しょう。
1位のテスラ ・モデル3は予想通りだが、その販売台数が桁違いだ。なんとアメリカで売れているBEVの3台に2台(66.3%)がモデル3なのだ。
1位のモデル3、2位のモデルX、4位のモデルSを足すと、テスラの占有率は80.1%にもなる。つまり、5台に4台はテスラなのだ。
アウディe-tron、ジャガーI-ペイスのようなプレミアムメーカーのBEVもそろそろ売れ始めている。
一方のPHEVはどうだろう? こちらは2019年は18年比で31%ダウンの8万9000台のマーケット規模だ。アメリカ自動車市場の0.5%がPHEVである。
こちらも2019年のTOP10を紹介しよう。
3位:フォード・フュージョンEnergi 7524台
4位:BMW 530e 5862台
5位:クライスラー・パシフィカHybrid 5723台
6位:シボレーVolt 4910台
7位:BMW i3(BEV+REx)4854台
8位:キア・ニロ(Niro)PHEV 3881台
9位:三菱アウトランダーPHEV 2810台
10位:メルセデス・ベンツGLC350e 2459台
トップは、トヨタ・プリウスPrime、日本ではプリウスPHVの名前で販売されているモデルだ。2位のクラリティPHEVはWLTCモードで101kmのEV走行ができるモデル。ちなみに、クラリティのBEV版は742台でEV部門で11位となっている。