優れた燃費性能と出力を両立する可変圧縮比エンジン(VCターボ)と車体を繋ぐキーデバイスとして、日産自動車が2018年に北米市場で発売した新型「アルティマ」に採用され、車両の快適性向上に大きく寄与している。
日本機械学会賞は、一般社団法人日本機械学会により「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として1958年に設立。毎年優れた論文や技術などが表彰されている。
今回受賞した「日本機械学会賞(技術)」は、機械工業に関して数年以内に完成した新技術のなかで、画期的な新製品の開発、製品の品質および性能の向上などに寄与し、経済および社会的貢献の大きいものを対象に、独創性や新規性、品質または性能の相対的優秀性、生産性向上を通じた経済・社会への貢献などの評価項目において優秀と認められたものに贈られるものである。
ブリヂストンは、クルマの音と振動を制御することで、安全で快適なモビリティライフに貢献するNVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)ソリューションを提供している。今後も、商品とサービス、デジタルを組み合わせたソリューションビジネスの展開を通じて、課題解決に貢献していく構えだ。