「新型コロナウィルス感染拡大のため、現時点では実際のレースは行われていない一方で、SimRacingは一大ブームとなっています。そのため、私たちは、独自の方法でレースを開催することにしました。#RaceHomeは、アウディの電気自動車のレースカーを使用するので、e-モビリティへの変革を進めているアウディの方針とも一致しています。家庭用ゲーム機を選択したのは、非常に大きなコミュニティにアクセスできるというメリットがあるからです」
PlayStationネットワークのメンバーは、「#RaceHome」でアウディのDTMスタードライバーと戦う権利を得ることができる。グリッドを獲得するには、アウディe-tronビジョン・グランツーリスモのデザイン(カラーリングやデカール)を制作し、ゲーム上でハッシュタグ(#AudiTogether/#StayHome)を付けてゲーム上で公開するなど、いくつかのルールが必要。もっともクリエイティブなデザインの制作者がスターティンググリッドに並ぶことができる。デザインの審査は、6名のアウディDTMドライバーによって行われる。デザインコンテストの詳細は下記で確認できる。
ロッケンフェラーはさらに、「#RaceHome」では、モータースポーツ関係者に対するチャリティプロジェクトのために、できるだけ多くの寄付金を集めたいと考えています。モータースポーツの世界には、突然収入を失い、困難な状況に陥っているフリーランスが大勢います」と付け加え、このような理由から、毎週開催されるレースでは入札形式によるグリッドも設ける予定とのこと。
「#RaceHome」チャリティレースシリーズのすべてのレースは、無料ライブストリーミングチャンネル(下記)で見ることができる。最初のレースは4月21日午後8時(日本時間4月22日午前3時)から開催される予定だ。
●Twith.tv「VisionRCCO」