エレガントで清涼感あふれるミントグリーンのボディと、ステッチが施されたブラウンのシートとの組み合わせによって、都会的でどこか懐かしい雰囲気が最新のベスパを包み込む。
・希望小売価格 :
125cc…467,500 円(消費税10%込)
150cc…495,000 円(消費税10%込)
・カラー : リラックスグリーン
・発売日 : 2020年4月17日
1967年のミラノショーで発表され、翌年に販売を開始したPrimavera。コンパクトで機敏でありパワフルなエンジンを搭載したPrimaveraは、伝説的モデルとして何世代にわたり親しまれ1982年まで生産が続けられると同時に、Vespaの歴史において記録的なセールスを達成することになる。
今日のVespa Primaveraは、半世紀前に成功へと導いた若々しく、革新的で、アバンギャルドであったテクノロジーの価値を再び具現化している。活動的でダイナミック、環境に優しいVespa Primaveraは、先代からフレッシュで豊かなライフスタイルの提案を継承して更なる進化を遂げ、快適性・安全性を向上させている。それはLEDによるヘッドライト及びテールランプや、USB電源ポートを装備している他、新デザインのアルミニウム合金製5スポーク12インチホイールは、あらゆる舗装路面状態における安定性や走破性を提供している。
日本市場においては、125ccエンジンと150ccエンジンが選択可能で、シティーユースから自動車専用道路を使った移動もこなせる頼もしい1台を選択できるようになり、Vespaのライフスタイルをさらに充実する事が可能だ。
現代のPrimaveraは、125ccまたは150ccのi-getテクノロジー採用の空冷単気筒4ストローク・3バルブエンジンを搭載。排気システムからトランスミッション・ケースに至るまで、スムーズで静かで快適な乗り心地を追求している。エンジン・マネージメント・システムには気圧センサーを搭載し、どのような状況や標高でも最適な燃焼を確保し、「ストップ・アンド・ゴー」が連続して繰り返される市街地においても、エンジンの出力と回転の安定性と信頼性の向上を実現している。エンジンは環境に優しく、当該カテゴリーにおいてトップクラスの運動性能及び燃費性能を示している。軽量な「スモールボディー」の車体は、市街地においても郊外の幹線道路においても機敏な動きが可能であり、燃焼効率の高いi-getエンジンのパフォーマンスも相まって、燃料消費を抑える効果ももたらしている。
(WMTCモード測定において、125ccでは44.2km/l、150ccでは40.3km/lを実現)
エンジン形式:i-get 4ストローク空冷単気筒 SOHC 3 バルブ
総排気量:124cc[155cc]
ボア×ストローク:52mm×58.6mm[58mm×58.6mm]
最高出力:10.7HP(7.9 kW)/7,770rpm[12.9HP(9.5kW)/7,750rpm]
最大トルク 10.4Nm/6,000rpm[12.8Nm/6,500rpm]
燃料システム:電子制御式燃料噴射システム
トランスミッション:自動無段階変速(CVT)
クラッチ:自動遠心乾式クラッチ
フレーム:スチール製モノコックボディ
フロントサスペンション:片持ちリンクアーム油圧式サスペンション
リアサスペンション:4段階スプリングプリロード調整機構付きモノショックアブソーバー
フロントブレーキ:油圧式200mmステンレススチール製ディスクABS
リアブレーキ:機械式140 mmドラムブレーキ
フロントタイヤ:110/70-12“
リアタイヤ:120/70-12“
全長/全幅:1,852mm/680mm
ホイールベース:1,334mm
シート高:790mm
燃料タンク容量:7L
製造国:ベトナム