1955年以降、優れたデザインを毎年表彰している。レッド・ドットは
「プロダクトデザイン」「コミュニケーションデザイン」「デザインコンセプト」の3部門で授賞を行なっている。
今回フェラーリが受賞したのは
SF90 Stradale:プロダクトデザイン部門のベスト・オブ・ザ・ベスト賞
Ferrari Roma(フェラーリ・ローマ)、F8 Tributo:プロダクトデザイン部門のレッド・ドット賞
である。
2015年以来、フェラーリは17ものレッド・ドット賞を獲得してきた。同賞の歴史を振り返っても、これほどの結果を残している自動車メーカーはフェラーリ以外に存在しない。
審査員団は、このコンペティションにおける最高賞、レッド・ドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト賞をフェラーリの6つのモデルに対して連続で授与している。
FXX-K、488 GTB、J50、Ferrari Portofino、Monza SP1に続き、今年はSF90 Stradaleがその栄誉に輝いた。究極のスポーツカーとしての使命を各部のラインでアピールしている点が高く評価されたためである。
SF90 Stradaleは、フェラーリ初の量産型プラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)だ。1000 馬力におよぶ最高出力と、1.57 kg/psのパワー・ウエイト・レシオも圧倒的な走りを実現させる要素だ。
2020年のレッド・ドット:プロダクト・デザイン賞に関する受賞セレモニーは、 6月22日にドイツのエッセンで開催される予定である。