「ジュネーブモーターショーは中止となりましたが、弊社のマーケティングチームの尽力により、すべての方々にフォルクスワーゲンのブースを訪問していただけるようになって大変嬉しく思っております。ビジターの方々は、モーターショーのプレゼンテーションや製品ハイライトを、細部にわたって体験することができます。今回のバーチャルモーターショーの開催は、特別な状況では特別な解決策が必要であることを示すものです」と、フォルクスワーゲン乗用車セールス、マーケティングおよびアフターセールス担当のユルゲンシュタックマン取締役は述べている。
「ディーラーにおける実際の車両の展示に加えて、バーチャルショーの訪問を通じて、さらに多くの方々に私たちのクルマの魅力をお伝えすることができると確信しています」
ジュネーブモーター・ショーのために予定していたすべてのクルマ、そしてブース全体は、360°体験のためにデジタル処理され、まるでモーターショーに来場したかのような3次元体験を提供する。このモーターショーのハイライトは、未来の電気自動車「ID.3」、プラグインハイブリッド技術を採用した新型「トゥアレグR)」、「Golf(ゴルフ)」のアイコンともいえるスポーツバージョン「GTI」、「GTD」、「GTE」などの2020年に発売されるニューモデルだ。
ユーザーは、ブースのガイド付きツアーに参加できる他、個別にブースを見て回ることも可能。ウェブサイトに統合された追加機能をクリックすることで、サイトの訪問者は展示車両のボディカラーやホイールを変更したりして、インタラクティブにプレゼンテーションを楽しむことができる。
「フォルクスワーゲン初のデジタルブースは、これから革新的なオンライン体験を生み出していく新しい持続的コンセプトの始まりにすぎません」
と、フォルクスワーゲン最高マーケティング責任者のヨッヘンセングピール氏は述べている。
「私たちは、デジタル化戦略の一環として、バーチャルリアリティが提供する可能性を活用していきます。バーチャルリアリティは今後、体験型マーケティング、フォルクスワーゲンブランドの外部に対するプレゼンテーション、そしてお客様やファンの方々とのインタラクションの一環になります」
もちろん、バーチャルモーターショーは無料で見ることができる。