REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
ハンターカブは1981年に発売されたCT110が元祖。そもそもは北米向けに開発され、農園や山間部での作業用として広く活躍したモデルだった。その伝統的なプロダクトブランドを現代の技術で再構築したのがCT125ハンターカブである。目的も多様化した現代のライフスタイルに合わせて趣味領域で楽しみたい人たちへ向けての提案となっている。
スーパーカブC125がベースではあるが、エンジンはタイで発売されているWAVE125系で、車体についてもヘッドパイプまわりの補強やリヤキャリアの延長、前後サスペンションを変更するなど最適化しているという。林道をトコトコ散策したりキャンピングなどにもおすすめ。「ユーザーの皆さんが使い方をいろいろ想像してワクワクしてもらいたい」と森口さん。6月26日の発売が楽しみだ。