アウディ新型A3アウトバックを発表した。プレミアムコンパクトの定番モデルは、どう進化したか? まずは、旧型(現行3代目)、そして新型フォルクワーゲン・ゴルフ8とも比べてみよう。

まずは新旧比較から

新型アウディA3

 新型アウディA3スポーツバックは、最新アウディらしいスタイルとデザインを身に纏って登場した。どこから見てもアウディに、どこから見ても、プレミアムに見えるところが、さすがアウディである。


 この新型A3の技術的なハイライトについては、詳細をまた別でレポートするが、今回はまず、気になる、新旧サイズ比較をしてみよう。




 新型A3、ゴルフ8ともに、プラットフォーム(技術基盤)は、VWグループのエンジン横置きエンジンのモジュラー・プラットフォームであるMQBを使う。もっといえば、現行A3も現行ゴルフ7もMQBだから、どちらも先代のリファイン版という位置づけでもある。

現行アウディA3スポーツバック 充分スタイリッシュでかっこいいデザインだ。もちろん古臭さなど感じない

新型アウディA3スポーツバック こうしてみると、やはり新型の方が新鮮さを感じさせる

 並べてみよう。

青が新型、赤が現行モデル

 ボディサイズは


新型アウディA3 スポーツバック


全長×全幅×全高:4340mm×1820mm×1430mm


ホイールベース:2640mm




 と発表されている。とはいっても、「4.34m、1.82m、1.43m」というやや大雑把な数字だから、詳細は別かもしれない。


 ちなみに、現行のドイツ本国でのボディ寸法は




現行アウディA3 スポーツバック


全長×全幅×全高:4241mm×1777mm×1424mm


ホイールベース:2602mm


 となっている。




 ここでは、日本仕様のボディサイズで比較してみよう。


現行アウディA3 スポーツバック日本仕様


全長×全幅×全高:4225mm×1785mm×1450mm


ホイールベース:2635mm




 つまり、新型は全長が115mm長く、全幅が35mm幅広く、全高が20mm低くなっている。


ホイールベースは5mm、現行モデルより長い。


 端的にいって、新型の方がのびやかでスポーティに見えるのは当然だ。



上が現行(全長×全幅×全高:4225mm×1785mm×1450mm ホイールベース:2635mm) 下が新型(全長×全幅×全高:4340mm×1820mm×1430mm ホイールベース:2640mm)

 次は正面視である。

左が新型、右が現行モデル

左が新型、右が現行モデル

 次はインテリアを見てみよう。

現行アウディA3スポーツバック

現行アウディA3スポーツバック

新型アウディA3スポーツバック

VWゴルフ8

 今度は、アウディA3の兄弟であり、常に強力なライバルになるVWゴルフの最新モデルであるゴルフ8と比べてみよう。前述した通り、両車ともに技術基盤は同じMQBである。

上がVWゴルフ8、下が新型アウディA3スポーツバック

 新型アウディA3スポーツバック


全長×全幅×全高:4340mm×1820mm×1430mm


ホイールベース:2640mm




 VWゴルフ8


全長×全幅×全高:4284×1789×1456mm


ホイールベース:2636mm




 である。A3スポーツバックは、「スポーツバック」を名乗るだけあって、リヤのオーバーハングがやや長い(ので、荷室も広い)。サイズも、全長で56mm、アウディA3スポーツバックが長い。全幅もA3の方が31mm広く、全高も26mm低くなっているから、やはり新型アウディA3スポーツバックの方が長くワイドで低いプロポーションだ。


 現行アウディA3スポーツバックとVWゴルフ7の立ち位置と大きく変わらないだろうが、外観からみると、アウディA3スポーツバックは現行より、よりプレミアム方向へ進化したようにも見える。

VWゴルフ8

新型アウディA3スポーツバック

情報提供元: MotorFan
記事名:「 新型アウディA3と新型VWゴルフ8を比べたら、どっちが大きい? どっちのスタイルが好み? 現行モデルと比べたら?