月間販売台数:254台(7月〜12月平均値)
REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●菅原 樹里亜( SUGAWARA Juria)
※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■STI Sport EyeSight
全長×全幅×全高(㎜):4595×1795×1475
室内長×室内幅×室内高(㎜):2005×1490×1205
ホイールベース(㎜):2650
トレッド 前/後(㎜):1530/1540
車両重量(㎏):1550
エンジン形式:水平対向4気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):1998
最高出力(kW[㎰]/rpm):221[300]/5600
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):400[40.8]/2000-4800
燃料タンク容量(ℓ):60(プレミアム)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
サスペンション 前:ストラット 後:ダブルウイッシュボーン
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク
最小回転半径(m):5.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ):12.4
タイヤ・サイズ:245/45R18
車両本体価格:416万9000円
1.快適性とスポーツ性能の絶妙なバランス
2.世界でも稀な水平対向エンジン搭載
3.ハイレベルな走行性能かつ高い実用性
スポーツセダンと言えども、運転ポジションは極端に低くなく視界は良好。フロントシートはサイドサポートが大きく身体の保持性が高い形状だ。後席は足元、頭上ともにしっかりとスペースが確保されて居住性が高く、快適である。
VDA測定容量で460ℓと車体サイズからは想像できないくらい広いトランクスペースを用意。飛行機内持ち込みサイズのキャリーバッグなら5個積載できる。それでも足りない時には、後席を前に倒してトランクスルーが可能だ。
インテリアカラー:ボルドー/ブラック+レッドステッチ
オプション装備:サンルーフ(電動チルト&スライド式)
コスパの高さを最重視してベーシックな「2.0GT EyeSight」を選ぶか、それとも走りのアイテムが充実した「STISport EyeSight」を選ぶかの二択だ。後者に盛り込まれるSTIチューンのハンドリングは確かに魅力だが、筆者が自分で買うのなら、この価格でこの性能は破格ともいえる「2.0GT EyeSight」を選んで気軽に走りを楽しみたい。