さらに赤外線技術によって歩行者や大型動物を検知しディスプレイに表示するナイトビジョンも搭載されている。また、ルームミラーはバックカメラの映像を映し出すリヤカメラミラーが採用されている。
一方運転支援技術では、セグメント初となる高速道路などでハンズオフが可能な「スーパークルーズ」を採用した点も新型のトピックだ。
ボディサイズは全長5766×全幅2059×全高1942mmで、ホイールベースは3407mm。新世代のアーキテクチャーを採用したことにより、室内空間が拡大。フロア高も低められている。3列目シートはニールームが従来型より250mm拡大された886mmを実現したほか、荷室容量も68%拡大された722Lを確保している。
デザインは新世代キャデラックのデザイン言語を導入。フロント両端に縦に入るデイタイムランニングライトや、薄型ヘッドライトは洗練性を感じさせる大きなファクターだ。大型のフロントグリルは健在で、新型では新たにメッシュタイプのグリルでスポーティさ高めた仕様も設定された。
パワートレインは2機種を設定。420hp/623Nmを引き出す6.2L V型8気筒と、277hp/623Nmを発揮する3L 直列6気筒ディーゼルターボで、いずれも10速ATを組み合わせる。