ケンウッドのAV一体型カーナビ・彩速(さいそく)ナビシリーズが2020年モデルにチェンジ。ミドルクラスの「TYPE S」はさまざまな新機能を搭載してさらなる高性能化が図られた。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)




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■ケンウッド公式サイト

ケンウッド MDV-S707L……オープン価格(実勢価格:8万5000円前後/税別)

ケンウッド MDV-S707W……オープン価格(実勢価格:6万5000円前後)

ケンウッド MDV-S707……オープン価格(実勢価格:6万5000円前後)

 ラインアップは8型WVGAディスプレイを搭載した「MDV-S707L(装着には別売の車種専用取り付けキットが必要)」、7型WVGAディスプレイを搭載した200mmワイドサイズボディの「MDV-S707W」、7型WVGAディスプレイを搭載した2DINサイズボディの「MDV-S707」の3機種。ボディや画面のサイズは異なるが機能面はすべて共通だ。




 操作性に優れているのが特徴で、デュアルコアCPU搭載の「ジェットレスポンスエンジンⅢ」や独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」によりストレスのない快適なレスポンスを達成。操作ボタンが地図画面上に浮かび上がる「アクティブオーバーレイGUI」、ドライブ中に必要な情報をエンターテインメント的に表示する「新インフォウィンドウモード」なども搭載している。




 ナビ機能では新たに「3Dポリゴンランドマーク表示」を採用。3D地図表示を選択してランドマーク付近を検索すると3Dアニメーションのような地図画面が現れる。360°回転もOKだ。




 また、スマホとの連携を実現する「Map Fan Assist」に新対応(KENWOOD Map Fan Clubへの会員登録が必要)。スマホで事前に目的地やドライブコースを設定してナビに転送したり、クルマの現在位置をスマホの地図上で確認することができる。




 エンタメ機能での注目はハイレゾ音源をはじめとした多くの音楽フォーマットに対応すること。さまざまな音源をより良い音で味わえる高音質化技術「K2テクノロジー」も搭載している。




 オプションには車両前後を撮影できる2カメラタイプの連携型ドライブレコーダーやハイレゾ音源再生も可能なスピーカー、豊富な情報を取得できるナビ連動型高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器などが揃っている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 サイズが異る3モデルを用意