そんなカタナの世界観をクルマに投影させたという、驚きのスイフトスポーツが登場した。
まず目を惹くのは、カタナのイメージカラーでもあるシルバーのボディカラーとレッドのアクセント、そして「刀」のロゴだ。エッジの効いた二輪版カタナの面影がそこかしこに漂い、ただでさえスタイリッシュなスイフトスポーツがさらに精悍さを増したという印象だ。
しかし、それにしたってこの迫力はスゴすぎる、と思ってよく見ると……
とんでもなくフェンダーが叩き出されていたのだ!
公式なアナウンスはないものの、片側で10cmは出ているように見える。かつてポルシェが開発したモンスターセダン、W124型メルセデス・ベンツ500Eを思い起こさせる。
リヤフェンダーもこの通り。「オバフェン」と言いたくなるような、エボリューション感がたまらない。
シルバーのボディカラーにオレンジがかったレッドの差し色が、精悍かつ華やかなアピアランスを生み出している。
インテリアのモディファイはエクステリアほど大胆ではないが、レインボーカラーのアクセントが効果的にスペシャル感を演出している。
このスイフトスポーツ カタナ エディションはあくまで参考出品であり、今のところ市販化の予定はない。だがこのカッコよさにはただならぬものがあり、なにより二輪のカタナの熱狂的な人気を考えれば、多少プライスが高めになったとしても欲しいという人は多いはずだ。
ぜひとも市販化を実現してほしい一台である。