21-50位を見てみよう。
上記のように発表されている。
新聞記事ならこれで問題ないが、だが待てよ、第7位のトヨタ・ルーミーはトヨタ・タンクとダイハツ・トールと兄弟車じゃないか。トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアも同様だ。アルファード/ヴェルファイアはどうだろう? ということで集計してみた。
トヨタ・ルーミー(91650台)/タンク(74518台)/ダイハツ・トール(26736台):計19万2904台
アルファード(68705台)ヴェルファイア(36649台):計10万5354台
ノア(52684台)/ヴォクシー(88012台)/エスクァイア(42489台):計18万3185台
となる。
となると、順位はこうなるわけだ。
第1位:トヨタ・ルーミー(91650)/タンク(74518)/ダイハツ・トール(26736):19万2904台
第2位:トヨタ・ノア(52684)/ヴォクシー(88012)/エスクァイア(42489):18万3185台
第3位:トヨタ・プリウス 12万5587台
第4位:日産ノート 11万8472台
第5位:トヨタ・シエンタ 11万880台
第6位:アルファード(68705)ヴェルファイア(36649):10万5354台
第7位:トヨタ・カローラ 10万4406台
第8位:トヨタ・アクア 10万3803台
第9位:日産セレナ 9万2956台
第10位:ホンダ・フリード 8万5596台
どちらにせよ、「トヨタ強し!」は変わらない。もっとも、特筆すべきは6位のアルファード/ヴェルファイアだろう。「価格×販売台数=売上金額」というデータがあれば、おそらくアルファード/ヴェルファイアがナンバー1になる。まさにドル箱モデルといえる。
次は、軽自動車部門である。
という順位になった。トップ1ー4までが前年比プラスという好調ぶりだ。
こちらも、兄弟車をまとめてみた。すると、こうなる。
第1位:ホンダN-BOX 25万3500台
第2位:ダイハツ・タント/トヨタ・ピクシス/スバル・シフォン 20万5037台
第3位:日産デイズ/三菱eK 20万2322台
第4位:スズキ・スペーシア/マツダ・フレアワゴン(13657台) 18万46台
いずれにせよ、ホンダN-BOXの強さは際立っている。Nシリーズ全部(N-BOX、N-WGN、N-ONE)で30万1344台。N-VAN(4万5230台)まで入れれば約35万台というスケールになる。
ちなみに、軽のスペシャルティモデルは
ダイハツ・コペン 3822台(前年3170台)
S660 2842台(前年3003台)
だった。
全ページのデータ(軽自動車・登録者)を合わせてランキングを作ってみた。輸入車は含まれていないが、年間10万台を超える販売台数の輸入モデルは存在しないので、このランキングが「2019年日本で売れた乗用車ランキングTOP10」だと思っていただいていい。
総合順位(Motor-Fan.jp調べ)
第1位:ホンダN-BOX 25万3500台
第2位:ダイハツ・タント/トヨタ・ピクシス/スバル・シフォン 20万5037台
第3位:日産デイズ/三菱eK 20万2322台
第4位:トヨタ・ルーミー(91650)/タンク(74518)/ダイハツ・トール(26736):19万2904台
第5位:スズキ・スペーシア/マツダ・フレアワゴン(13657台) 18万46台
第6位:トヨタ・プリウス 12万5587台
第7位:ダイハツ・ムーヴ 12万2835台
第8位:日産ノート 11万8472台
第9位:トヨタ・シエンタ 11万880台
第10位:アルファード(68705)ヴェルファイア(36649):10万5354台
となった(各種データをMF.jp編集部で集計したランキングです)。