・現行型発表:18年6月(一部改良 19年6月)
・JC08モード燃費:18.6km/ℓ ※「Advance」
REPORT●山本 晋也(YAMAMOTO Shinya)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●林 あやの(HAYASHI Ayano)
※当記事は2019年11月発売の「2020年 国産&輸入SUV」に掲載されたものを転載したものです。
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■主用諸元 X-BREAK
全長×全幅×全高(㎜):4625×1815×1730
室内長×室内幅×室内高(㎜):2110×1545×1270
ホイールベース(㎜):2670
トレッド(㎜) 前/後:1565/1570
最低地上高(㎜):220
車両重量(㎏):1540
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC
総排気量(㏄):2498
最高出力(kW[㎰]/rpm):136[184]/5800
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):239[24.4]/4400
燃料タンク容量(ℓ):63(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/60R17
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(㎞/ℓ):14.4
車両本体価格:297万円
先進安全装備
撮影車両データ
ボディカラー:マグネタイトグレー・メタリック
オプション装備:キーレスアクセス&プッシュスタート/運転席&助手席8ウェイパワーシート/パワーリヤゲート/他
ボディーカラー
乗降性
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数値で見るとシートは高めだが、前後とも開口部が大きいこともあって乗降性は良好。特に後席はドアが大きく開くこともあり、チャイルドシートに子どもを乗せるようなシチュエーションでも狭さは感じないだろう。
インパネ
前席
座面の前後長が十分で、身体をしっかりと支えてくれるシート。前席の電動調整機構はリバース連動ドアミラーなどとセットのメーカーオプション。運転席にはドアミラーも含めたポジションメモリー機能が備わる。
後席
フロント同様ゆったりとした座面で長時間座っていられるシートに仕上がる。中央部にはアームレストを内蔵するが、フロアもフラットで足元スペースも広く、中央席は決してエマージェンシー的ではない。
ラゲッジルーム
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ラゲッジ容積は520ℓ、最大幅の場所では1575㎜もあり、ゴルフバッグも横に搭載できるほど広い。6対4分割の後席を格納するとフラットなフロアになることもあり、大物を積みやすい。「X-BREAK」にはテールゲート内側にリヤゲートランプがあり、夜間に荷物を出し入れする際に役立つのはうれしい。
うれしい装備
〈ENGINE〉高速走行が得意な2.5ℓエンジン
〈TOPICS〉ドライバーの顔を認識して安全運転支援
バイヤーズガイド
アウトドアスポーツなら何でも手を出すボクのライフスタイルなら、欲しいものがたいてい付いている「X-BRAKE」一択、と言いたいところだが、「Advance」の加速応答と燃費の良さも魅力的。WLTCモード燃費は2.5ℓ車に見劣りする項目もあるが、実路では上回ることが多い。これで燃料タンク容量が同じなら……。