ただ、手に入れてから乗り出すまで、2年もの時間がかかってしまった。なんでそうなったのかと言うと、上の写真をご覧になって想像できるかと思う。そう、汚いのだ。そして長年、納屋の軒先で眠っていた堂々たる不動車。ナンバーを取る前に動くようにしなければならないし、どうせ乗るなら一度キレイにしてから乗りたいと思うのは人情。
ラビットのボディは鉄でできていて、ビスを緩めれば各パネルごとに分解できる。だったら、動けるようにするのと同時に、積年の汚れを落としてやろうじゃないか、そう考えたのだ。でも、ここからが地獄の始まりだった。