イタリア・ミラノで行われたモーターサイクルショー「EICMA2019」にて、ランブレッタの最新モデルが発表された。

 今回のEICMAでは新商品として「G325Special」のコンセプトモデルを発表。現行のV-Special 同様、ランブレッタの伝統にもとづいたスタイリングを大切にしながらも、G325Specialは、より70年代のモデルを意識したデザインとなっている。ボディはパイプフレームを廃し、フルモノコック化。サイドカバーも鉄を採用し、容易に交換が可能。


 一方で、現代の技術も取り入れられており、フットボードにはカーテシーランプを装備。ライダーが近づくとLambrettaのロゴが自動的に点灯する。エンジンは新しく設計された4ストローク水冷4バルブ325cc。


 生産開始は2020年秋を予定している。なお、 日本への導入時期ならびに価格は現時点では未定。





■V-Specialシリーズに新色やパーツが追加

ニューカラー/グレー
ニューカラー/ターコイズ


現在、日本でも販売されているV-Specialシリーズに、新色としてグレーとターコイズが追加された。また、オプションパーツにフェンダーバンパー、バッグや防寒レッグカバーなどが参考出展として展示。いずれも発売時期が決まり次第の発表となる。

新型のスモールリアキャリアはタンデムグリップも兼ねたデザイン。
フロントキャリア、リアキャリア、サイドバンパーと新しく追加されるフェンダーバンパーを装着したモデル。


背の部分がある大型のリアキャリア(右写真)と併用できるレザーバッグを展示。ランブレッタのスタ イルにフィットするクラシックなデザイン。


これからの時期に活躍する防寒レッグ カバーは、どの車体カラーにも合うブラックに、Lambrettaのロゴが配置されたシンプルなスタイル。

ヨーロッパのスポーツマフラー大手 メーカー、REMUS(レムス)製マフラー。 性能はもちろん、後付け感がなく、車体イメージを損なわないデザインとした。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 スクーター界の名門ブランド、ランブレッタがコンセプトモデル「G325Special」を発表|EICMA2019