TEXT●古川 裕(FURUKAWA Yutaka)
PHOTO●宮門秀行(MIYAKADO Hideyuki)
※本稿は2017年10月発売の「ボルボXC60のすべて」に掲載された記事を転載したものです。車両の仕様が現在とは異なっている場合がありますのでご了承ください。
■XC60 T5 AWD Inscription
全長(㎜):4690
全幅(㎜):1900
全高(㎜):1660
ホイールベース(㎜):2865
トレッド(㎜) Ⓕ&Ⓡ:1655
車両重量(㎏):1850
エンジン型式:直列4気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):1968
最高出力(kW[㎰]/rpm):187[254]/5500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):350[35.7]/1500-4800
燃料タンク容量(ℓ):60
トランスミッション形式:8速AT
駆動方式:AWD
サスペンション:Ⓕダブルウイッシュボーン Ⓡマルチリンク
ブレーキ:Ⓕ&Ⓡディスク
最小回転半径(m):5.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):12.6
タイヤサイズ:235/55R19
車両本体価格(万円):679
「Inscription」に標準装備される本革シート(前席)には、ベンチレーション機能やマッサージが装備されるなど至れり尽くせり。なお、操作の一部はセンターディスプレイで行う。前後ともにふっかりと乗員を受け止める座り心地だ。
スクエアなラゲッジスペースは、6:4分割可倒式の後席を格納することによって、広さを調整可能。格納作業はラゲッジルーム内のスイッチひとつで完了するのも便利だ。また、エアサス搭載車は荷物の出し入れがしやすいように車高の調整もできる。
■GLC 220d 4MATIC Sports(本革仕様)
全長(㎜):4670
全幅(㎜):1890
全高(㎜):1645
ホイールベース(㎜):2875
トレッド(㎜):Ⓕ1620 Ⓡ1615
車両重量(㎏):1970
エンジン型式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):2142
最高出力(kW[㎰]/rpm):125[170]/3000-4200
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):400[40.8]/1400-2800
燃料タンク容量(ℓ):66
トランスミッション形式:9速AT
駆動方式:AWD
サスペンション:Ⓕ4リンク Ⓡマルチリンク
ブレーキ:Ⓕ&Ⓡベンチレーテッドディスク
最小回転半径(m):5.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):16.2
タイヤサイズ:235/55R19
車両本体価格(万円):750
肌触りのいい本革を使用したシートは、ラグジュアリーでありながらドイツ車らしいしっかり感も持つ。クーペの場合はもちろん頭上空間が犠牲になってしまうが、通常モデルの後席スペースは充分。シートカラーはブラックのみとなる。
後席使用時で550ℓのスペースを誇るラゲッジルームには床下収納も用意され、使い勝手抜群。後席は4:2:4分割可倒式で、積載する荷物に応じて様々なアレンジが可能だ。もちろん、ラゲッジスペース側から後席を格納することができる。
■X3 xDrive20d M Sport
全長(㎜):4655
全幅(㎜):1900
全高(㎜):1675
ホイールベース(㎜):2810
トレッド(㎜):Ⓕ1615 Ⓡ1630
車両重量(㎏):1840
エンジン型式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):1995
最高出力(kW[㎰]/rpm):135[184]/4000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):380[38.7]/1750-2750
燃料タンク容量(ℓ):67
トランスミッション形式:8速AT
駆動方式:AWD
サスペンション:Ⓕストラット Ⓡ5リンク
ブレーキ:Ⓕ&Ⓡベンチレーテッドディスク
最小回転半径(m):5.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):18.6
タイヤサイズ:245/50R18
車両本体価格(万円):697
ホールド感やかっちりとした座り心地などが、スポーティなBMWらしさを感じさせてくれる。後席のスペースは膝まわり、頭上ともに充分なもの。アイボリーホワイトのシート&インテリアを選べば、室内はぐっと華やかな印象が強まる。
ライバルであるメルセデス・ベンツGLCと同じ550ℓの容量を誇るラゲッジルームは、スクエアでとても使いやすい。後席は4:2:4分割可倒式で、中央部分だけ格納すればスキー板などの長尺物+4名乗車という使い方も可能だ。