ホンダはイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2019(ミラノショー)」で、新型の「Rebel(レブル)500」を発表。モデルコンセプト「ブラックアウトスタイル」を実現する、工場装着の純正用品装着タイプ「S Edition」も設定。「Rebel(レブル)500」は日本での販売が予定されている。


REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

迫力ある前後のファットタイヤは健在!日本でも発売予定の「ホンダ Rebel(レブル)500」

 クールなスタイリングといつでも気軽に楽しめるクルーザーモデルとして大きな支持を得ている「Rebel(レブル)」が、さらに進化して発表された。




 灯火器はスタイリングを引き立てる、新デザインのLEDを採用。また、「アシストスリッパークラッチ」により、渋滞時やロングツーリングでの快適性を向上。


 前後のホイールは16インチを採用。フロントタイヤは130/90-16、リアタイヤは150/80-16を選択し、前後とも迫力あるフォルムを獲得している。




「ホンダ Rebel(レブル)500」は、モデルコンセプト「ブラックアウトスタイル」を実現する、工場装着の純正用品装着タイプ「S Edition」も設定。より街中に溶け込むスタイリングを提案している。

グラファイトブラック

マットアクシスグレーメタリック

マットジーンズブルーメタリック

ミレニアムレッド

「S Edition」はスモークスクリーン付きヘッドライトカウル等でドレスアップ

 「S Edition」は、マットアクシスグレーメタリックカラーバージョンがベース。スモークスクリーン付きヘッドライトカウル、レトロなフロントフォークカバー&ゲートル、ダイヤモンドステッチスタイルのカスタムシートを装備しているのがポイントだ。

「ホンダ Rebel(レブル)500」はココがポイント!

 強力なボトムエンドトルクと、スムーズでリニアなパワー供給を可能にする、水冷4ストロークDOHC8バルブ2気筒、排気量471ccのパラレルツインシリンダーエンジンを搭載。新しい排気センサーを含む排気システムの改良により、厳しい排ガス規制の「Euro5」に適応している。




 新型はシートとサスペンションの設定が変更されたもの、ギア位置を示すインジケーターや、燃料消費量ディスプレイを追加。さらに快適で実用的になっているのがポイントだ。




 ヘッドライトとテールライトは、どちらも新型を採用。LEDインジケーターが追加されたことで、すべての照明がLEDになっている。




 美しいシルエットの燃料タンク(容量11.2L)、太めのハンドルバー、直径175mmのコンパクトなヘッドライトレンズ、極薄楕円形のテールライト、リアラック、タンクパッド、メーターバイザーなどのNEWパーツ群で、外観はさらにランクアップ。

●ホンダ Rebe(レブル)500/S Edition 主要諸元




エンジン:水冷4ストロークDOHC8バルブ2気筒


排気量:471cc


ボアストローク:67mm x 66.8mm


圧縮比:10.7:1


最大出力:34kW / 8,500rpm


最大トルク:43.3Nm / 6,000rpm


オイル容量:3.2L


燃料システム:PGM-FI


燃料タンク容量:11.2L


燃費:27km /リットル


電気システム:スターター


バッテリー容量:12V


ACG出力:0.5kW


クラッチタイプ:湿式


ミッション:6速


フレームタイプ:スチールダイヤモンド


全長×全幅×全高:2,205mm x 820mm x 1,090mm


ホイールベース:1,490mm


キャスター角:28°


トレール:110mm


シート高:690mm


地上高:125mm


車両重量:191kg


旋回半径:2.8m


フロントサスペンション:Φ41mmフロントフォーク


リアサスペンション:ショーワ製ツインショック


ホイール:


リムサイズ(フロント):16M / C x MT3.00


リムサイズ(リア):16M / C x MT3.50


タイヤ(フロント):130 / 90-16M / C 67H


タイヤ(リア):150 / 80-16M / C 71H


ブレーキ:ABSシステムタイプ(2チャンネル)


計器および電気:デジタル


ヘッドライト:LED


テールライト:LED
情報提供元: MotorFan
記事名:「 クールなスタイリングと、いつでも気軽に楽しめるクルーザーモデル