構造は、アルミ製のフロントフレームをカーボンファイバーモノコックに結合し、最高水準の安全性を保証できる設計となっている。エンジン収容部には、ねじれ剛性と曲げ剛性を最大化する鋼製のロールケージを設置。Xtrac製の6速シーケンシャルトランスミッションは、サスペンション収容部に関連して荷重を負担できる構造になっており、サスペンションアームはギアボックスに直結。最適な運動性能とともに、比剛性の大幅な向上を保証する。ディファレンシャルは革新的な機械式セルフロッキング型で、ドライバーは動的にプリロードを調整し、サーキットやアスファルトの状況に合わせて車両の操作性を最適化できる。
搭載される6.5LのV型12気筒自然吸気エンジンは830hpを発揮。このアウトプットを最大限に引き出せるように、空力・機械特性を設計されたリミテッドエディションとなる。同イベントでは、大型リヤウイングやルーフのエアスクープ、デュアルエアインテークを備えたレース仕様のフロントフードなど、 同モデルの特徴がプレビューされた。