三菱が2台のコンセプトカーをワールドプレミア！ EV＋SUVの意欲作に注目【東京モーターショー2019】

10月24日（木）から開催される東京モーターショー2019。三菱ブースでは、2台のコンセプトカーのほかに、ジュネーブショーで世界初披露された電動SUVコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER（ミツビシエンゲルベルクツアラー」の日本初披露が行われた。

ワールドプレアミとなる2台のコンセプトカー

　三菱ブースでは、ワールドプレミアムとして「MI-TECH CONCEPT」「Super Height K-Wagon Concept」の2台のコンセプトカーを発表するほか、今年3月に開催されたジュネーブショーで世界初披露された「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER」も出展された。




　「MI-TECH CONCEPT」ブース内は、展示されるコンセプトカーを様々な角度や距離から見ることができるVR展示となっている点にも注目。回転、拡大、縮小、シーンの切り替えなどVRならではの映像を俯瞰視点から体験できるという。

光と風を感じながら大地を駆け抜ける電動SUV「MI-TECH CONCEPT（マイテックコンセプト）」

　軽量・小型化した新しいプラグインハイブリッドEV（PEHV）システム、4モーター方式の電動4WDシステム、先進の運転支援技術と予防安全技術を搭載。最新の技術を搭載したスモールサイズSUVによって、ブランドイメージである“Drive your Ambition ＝ 行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したい”を体現している。




　スモールサイズSUVに搭載するにあたって、発電用エンジンにはガスタービンを採用。電動4WDシステムはモーター2基で構成する三菱自動車の独自技術「デュアルモーターAYC」によるもので、日常での操縦性の向上、さらにオフロードでの圧倒的な走破性を発揮する。

いろいろなところに行ってみたい、もっと遠くまで行ってみたい「Super Height K-Wagon Concept（スーパーハイト軽ワゴンコンセプト）」

　スーパーハイト軽ワゴンならではの広々とした居住空間を実現することで、求められる性能と機能を具現化。居住空間を最大化させながらもキビキビと小気味よい走りを手に入れるとともに、高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT」など予防安全技術の採用で、新世代のスーパーハイト軽ワゴンの提案がなされている。三菱らしさを放つSUVデザインも必見。

ジュネーブショーで世界初披露されたモデルを日本で公開「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER（ミツビシエンゲルベルクツアラー」

　ツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッド EV（PEHV）システムを搭載した、ミッドサイズの新世代クロスオーバーSUVのコンセプトカー。高い走行性能やPEHVならではの長い航続距離だけではなく、3列シートによる多人数乗車が可能なパッケージングも見どころ。ダイナミックシールド風のフェイスデザインで三菱らしさを強調しているのも特徴だ。