10月17日、トヨタは10月25日〜11月4日に一般公開される「第46回 東京モーターショー2019」のMEGA WEB会場で開催されるイベント「FUTURE EXPO」において、2020年冬頃に発売する予定の「超小型EV」を披露すると発表した。

運転免許取りたての方や高齢者でも扱いやすい、日常の近距離移動を想定

 この超小型EVは免許を取りたての方や高齢者などが、買い物など日常の近距離移動を想定して開発。小まわりが利き、1回の充電で約100kmの走行が可能という特徴を持っている。また、法人の方が、お客様のところへ毎日巡回訪問するような、近距離移動の用途で、環境に良い業務用車として使うことも想定しているという。




 開発責任者の谷中壮弘氏は、「これから増えていく高齢の方々の様々なシーンで、移動の自由を提供し続け、豊かで活き活きとした生活を支えるモビリティをつくりたい。そして消費エネルギーやスペース、騒音など、周囲への負荷が小さい次世代のモビリティの広がりによって、より良い社会に向けお役に立ちたい」とコメントしている。




 このほか同イベントでは、「超小型EV ビジネス向けコンセプトモデル」や「TOYOTA i-ROAD」、「歩行領域EV(座り乗り/立ち乗りタイプ/車いす連結タイプ)」も披露される。

●「超小型EV」


・発売時期:2020年冬頃(予定)


・乗車定員:2名


・全長×全幅×全高:2490×1290×1550mm


・最高速度:60km/h


・1充電走行距離:約100km


・充電時間:約5時間(200V)



●「超小型ビジネス向けコンセプトモデル」


・乗車定員:1名


・全長×全幅×全高:2490×1290×1550mm


・最高速度:60km/h


・1充電走行距離:約100km


・充電時間:約5時間(200V)

●「TOYOTA i-ROAD」


・乗車定員:1名/2名


・全長×全幅×全高:2345×870×1455mm


・最高速度:60km/h


・1充電走行距離:約500km


・充電時間:約3時間


●「歩行領域(立ち乗りタイプ)」


・発売時期:2020年冬頃(予定)


・乗車定員:1名


・全長×全幅×全高:700×450×1200mm


・最高速度:2、4、6、10km/h(切り替え可)


・1充電走行距離:約14km


・充電時間:約2.5時間(電池交換可)



●「歩行領域(座り乗りタイプ)」


・発売時期:2021年(予定)


・乗車定員:1名


・全長×全幅×全高:1180×630×1090mm


・最高速度:2、4、6km/h(切り替え可)


・1充電走行距離:約10km


・充電時間:約2時間(電池交換可)



●「歩行領域(車いす連結タイプ)」


・発売時期:2021年(予定)


・乗車定員:1名


・全長×全幅×全高:540×630×1090mm


・最高速度:2、4、6km/h(切り替え可)


・1充電走行距離:約20km


・充電時間:約2.5時間(電池交換可)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 トヨタが軽自動車より小さい「超小型EV」を開発! 2020年冬頃の発売に先駆けて東京モーターショーで披露