今回ここで紹介したいのは、日本でも高いネームバリューを誇るワゴンRだ。まずは、そのデザインをご覧あれ。
あれあれ、またまたカッコイイじゃありませんか!シンプルなライン構成のなかにも、まるで蝶々の羽根のようなヘッドランプやCピラーのダイナミックな造形など細部に小技が利いていて、控え目に個性を主張するとても好ましいデザイン。ともするとデザイナーの自己満足とも取れなくもない複雑なラインを持つクルマたちが跋扈する中、このインド仕様ワゴンRのアピアランスには清々しさを覚える。
このインド仕様ワゴンRは2019年1月にリリースされ、イグニスをベースとしている。つまり日本のワゴンRとは完全に別のモデルだ。ボディサイズは下記の通り。
全長:3655mm
全幅:1620mm
全高:1675mm
いやぁ、日本にピッタリのコンパクトなサイズじゃありませんか! ラゲッジスペースは5名乗車時で341L、最大時で710Lとなる。
エンジンは最高出力82psと最大トルク113Nmを発生する1.2Lと、67psと90Nmの1.0Lという2種類のガソリンユニットが用意される。
日本で売っていないとなると余計に欲しくなるという「ないものねだり」とも言えるけれど、日本のメーカーが作っているクルマを日本人が日本で売ってくれと願うのは、ごく自然な感情というのもの。なにしろカッコイイし、ディメンションも日本に最適だし……。
可能性はとっても低いけれど、なにかの拍子に日本に入ってくるようなことがあったら、大喝采で迎え入れてあげようじゃありませんか!