メルセデス・ベンツ日本は、10月3日、六本木・Mercedes me Tokyoの特設会場で新型GLCとGLCクーペを発表した。納車時期は、通常モデルが11月、メルセデスAMGモデルが12月の予定だ。

メルセデス・ベンツ GLC300 4MATICクーペ

「メルセデス・ベンツSUVモデル最多となる6316台を販売」

 新型GLCとGLCクーペは、プレミアムSUVとしての特性はそのままに内外装を刷新し、メルセデス・ベンツが持つ最新テクノロジーを満載。対話型インフォテインメントシステムのMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー・エクスペリエンス)と最新の安全運転支援システムを採用している。

メルセデス・ベンツ日本株式会社の上野金太郎代表取締役社長兼CEO。

 壇上に立ったメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎代表は「GLCの初代は、GLKと呼ばれたモデルです。日本では2008年に発売し、街乗りにも適したサイズとボクシーなスタイリングで人気を博しました。2016年からはGLCへと名前を変え、現代的なデザインとCクラス譲りの快適性や安全性能、SUVとしての悪路走行性能を持ったモデルとしてデビューしました。このコンセプトが功を奏し、メルセデス・ベンツSUVモデル最多となる6316台を販売することができ、このたび初の大型改良を受けた新型モデルを発表することができました」と説明した。

 GLC、GLCクーペのモデルラインナップは各5モデル、計10モデルという構成だ。最廉価モデルであるGLC220d 4MATICに搭載されるエンジンは、194ps・400Nmを発生する2.0ℓ 直4ディーゼルターボだ。また、GLC300 4MATICには、2.0ℓ 直4ターボで、258ps・370Nm先代GLC250 4MATICと比較すると47ps・20Nm向上している。いずれのモデルともに9速ATを採用している。

メルセデスAMG GLC63S 4MATIC+

 一方、メルセデスAMGモデルは、「AMG 43」シリーズと「AMG 63」シリーズをラインナップ。3.0ℓ V6ツインターボを搭載する「AMG 43」は、前モデルから23ps高出力化した390psへとハイパワー化を実現した。「AMG 63」は通常モデルと「S」の称号を持つ「AMG 63S」という構成となった。




 よりスポーティなデザインへと進化した新型GLC & GLCクーペには死角が一切なく、これまでの好調を維持する人気モデルとなるのは間違いないだろう。

メルセデス・ベンツ日本が協賛する「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」(2019年10月12〜14日・日本橋三井ホール)でトリを務める石川周之助カルテットが生演奏を披露して新車発表に彩りを添えた。

車両本体価格


【GLC】


GLC220d 4MATIC (右) 690万円


GLC300 4MATIC (右) 775万円


メルセデスAMG GLC43 4MATIC (右) 948万円


メルセデスAMG GLC63 4MATIC+ (左) 1313万円


メルセデスAMG GLC63S 4MATIC+ (左) 1487万円




【GLCクーペ】


GLC220d 4MATICクーペ (右) 721万円


GLC300 4MATICクーペ (右) 807万円


メルセデスAMG GLC43 4MATICクーペ (右) 980万円


メルセデスAMG GLC63 4MATIC+ (左) 1344万円


メルセデスAMG GLC63S 4MATIC+クーペ (左) 1519万円

情報提供元: MotorFan
記事名:「 MBUXと最新の安全運転支援システムを採用した新型GLC