ポルシェ911のニューラインナップはカレラ4、カレラ4カブリオレだ!【フランクフルトモーターショー2019】
992型911にカレラ4、カレラ4カブリオレが追加された。昨年のデビュー以来、すでにカレラS、カレラSカブリオレ、カレラ4S、カレラ4Sカブリオレの4グレードが発表されているが、Sのつかない初のグレードが登場となる。
3.0ℓ水平対向6気筒ツインターボはカレラSとは65ps差となる385psを発生
カレラSと同様の排気量となる3.0ℓ水平対向6気筒ツインターボエンジンの最高出力は385ps。Sの450psと較べて65ps差となる。991型のカレラとカレラSの差が50ps(370psと420ps)ということからその差がますます大きくなった。だが、カレラSの450psはトゥーマッチという向きにはちょうどいい選択肢となるかもしれない。
カレラ4のトランスミッションは現状8速PDKのみで、0-100km/h加速4.0秒(スポーツクロノパッケージ)なお4カブリオレは4.2秒(同4.4秒)を誇る。同じ4輪駆動のカレラ4Sが0-100km/h加速3.6秒なので、65psの出力違いは0.4秒の差となってあらわれている。ちなみにカレラ最高速は291km/h(4カブリオレは289km/h)となるがこちらもカレラ4Sの15km/h低い。
ドイツ本国におけるVAT税込価格は11万2509ユーロ(約1350万円)、4カブリオレは12万6789ユーロ(約1520万円)が予定されている。登場は10月の予定だ。