パナソニックのAV一体型ナビ・ストラーダがモデルチェンジ。Fシリーズは独自のDYNABIGスイングディスプレイにより、なんと400車種以上で10型/9型大画面ナビの装着を実現する。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)




問い合わせ:パナソニック


電話:0120-50-8729

■パナソニック公式サイト

ストラーダCN-F1X10BD……オープン価格(実勢価格:19万円前後・税抜)

※11月中旬発売

ストラーダCN-F1X10D……オープン価格(実勢価格:17万円前後・税抜)

※11月中旬発売

ストラーダCN-F1D9D……オープン価格(実勢価格:11万円前後・税抜)

※11月上旬発売

 パナソニックのAV一体型ナビ、ストラーダのフラッグシップとなる「Fシリーズ」がモデルチェンジ。新たに「CN-F1X10BD」、「CN-F1X10D」、「CN-F1D9D」の3モデルがラインアップされた。

大画面モデルながら400車種以上に対応。現行型だけでなく販売が終了している車種にも取り付けが可能だ。

■ストラーダFシリーズ最新適合情報

 最大の特徴は独自のDYNABIGスイングディスプレイによって標準的なサイズである2DINボディながら大画面を実現していること。いずれのモデルも400車種以上のクルマに取り付けが可能で、上下スライド、左右角度調整、前後角度調整、奥行き調整(取り付け時のみ)を行って装着車種に最適なセッティングが可能だ。

ディスプレイ部は約-20°~約60°まで前後角度調整ができる。左右角度調整や奥行き調整、上下スライドなども可能だ。

 シリーズ中、特に注目をしたいのは「F1X PREMIUM10」の愛称を持つ「CN-F1X10BD」、「CN-F1X10D」の2モデル。




 新開発されたディスプレイユニットは液晶パネルを囲む枠の幅を極限まで狭くした狭額縁構造を採用。10型ながら外形サイズは9型の従来モデルと同じで、素材には軽量で変形に強いマグネシウム合金を取り入れている。上部に配置されるメニューキーやボリュームキーなどについては凹凸を付けたり間隔を空けることで手元を見ずにブラインド操作が行えるよう工夫されている。

CN-F1X10BD、CN-F1X10Dは高級感あふれる美しいボディに10型HDディスプレイを内蔵している。

 搭載される10型HDディスプレイは、一般的なカーナビに使われている7型WVGAディスプレイに比べると約2.1倍の大きさのうえ、2.4倍もの高解像度を誇る。しかも新開発のHDブリリアントブラックビジョンにより、高輝度・低反射で鮮やかな発色を実現。ストラーダ史上最高画質を達成している。

ブルーレイ(CN-F1X10BDのみ)、DVD、地デジなどAVソースを高画質で再生。HDMI端子を利用すればスマホの映像も映し出せる。

 AVソースも充実しており、CN-F1X10BDにはブルーレイディスクプレーヤー、CN-F1X10DにはDVDプレーヤーを内蔵。どちらも高画質ディスプレイを生かして存分に映像を楽しむことができる。




 音響面については新設計の専用パワーアンプによる臨場感あふれるサウンド再生を実現し、FLAC/WAVフォーマットのハイレゾ音源再生にも対応している。

逆走検知機能は新たに都市高速にも対応。重大事故を未然防ぐ効果が期待できる。

 このほかナビ機能ではドライバーが運転に注意すべきポイントを知らせる「安全・安心運転サポート」機能が充実し、高速道路や有料道路で逆走を検知。さらにゾーン30エリアを知らせたり、速度超過時に警告などを行う。WEBダウンロード地図更新最大3年分付きも嬉しいところだ。

同時にリリースされた専用ドライブレコーダー「CA-DR03TD(実勢価格:4万円前後)」。

 オプションには専用設計の2カメラ型ドライブレコーダー「CA-DR03TD」を用意。車両前後の状況をフルHD画質で記録できるうえ、ナビ画面上で設定操作や記録映像の再生が簡単に行える。



情報提供元: MotorFan
記事名:「 新開発の狭額縁10型フローティングディスプレイ搭載