ドライバーは必要に応じて前後アクスルの駆動力配分を設定可能で、初期設定の「4WD」モード、ほぼ後輪駆動に近い「4WDスポーツ」モード、そしてDSCをオフにした完全な後輪駆動走行となる「2WD」モードが用意されている。
より高性能な「M8カブリオレ・コンペティション」は最高出力が625psにまで高められ、0-100km/h加速を3.3秒(欧州仕様値)でこなす加速性能が与えられたほか、ハイグロスブラックのキドニーグリルやバッジ、ドアミラーカバー、リヤスポイラーが装着され、よりアグレッシブなデザインが採用されている。
「M8カブリオレ・コンペティション」ではさらに、新型M8で初めて採用された走行モード「Mモード」に、通常の「ロード」や「スポーツ」に加えて、運転支援システムと快適性と安全性に関するすべての機能が無効になる「トラック」モードが装備されている。