このほかに両車で共有するものとしては、ロールスタビライザーやオールホイールステアリング(後輪操舵システム)、スポーツディファレンシャルといったアイテムが挙げられる。これらにより、「S」モデルにふさわしいダイナミックなハンドリングや、優れたドライビングダイナミクスを手に入れている。
エクステリアは、シルバーフレームを用いた八角形のシングルフレームグリルに加え、輪郭が強調されたフロントエアインテークやSモデル特有のエキゾーストシステムといったパーツが高性能版としての存在感を高めている。ホイールは20インチで、5スポークタービンデザインの鍛造アルミを標準装着する。
インテリアでは、ダイヤモンドステッチが目をひく「S」モデル専用仕上げのスポーツシートや、つや消しのアルミ・インテリアトリムなどが採用され、スポーティで洗練された雰囲気が演出されている。
そのほか、インフォテイメントシステムやコネクティッド技術、運転支援機能も、新型「SQ8 TDI」と同等の装備を採用。アウディバーチャルコックピットやふたつの大型タッチスクリーンとの連携によるアウディの最新技術を惜しみなく導入。MMIオペレーティングシステムにはAmazonのインテリジェントアシスタントシステム「Alexa」が統合され、さらに利便性を高めている。