この拠点開設にともない、まずは「マルチマテリアル領域」として5つの研究室(物質理工学院扇澤敏明研究室、工学院轟章研究室、科学技術創成研究院佐藤千明研究室、工学院山本貴富喜研究室、工学院廣川二郎研究室)と共同研究を開始するとともに、次の領域設置も見据えた「NEXTテーマ候補」として2つの研究室(科学技術創成研究院菅野了次研究室、物質理工学院一杉太郎研究室)と共同研究を開始する。「マルチマテリアル領域」では、AGCの保有するガラスやフッ素系材料などさまざまな材料を複合化・最適化することで、次世代モビリティや高速通信、エレクトロニクスなどの領域で必要となる高機能材料や革新技術・プロセスの開発を深化させ、ソリューションを創出する。一方、「NEXTテーマ候補」では、革新的・挑戦的な研究テーマについて、課題の抽出、解決、および実現に向けたコンセプト検証を行なう。
AGCマテリアル協働研究拠点の概要
名称:国立大学法人東京工業大学 オープンイノベーション機構協働研究拠点AGCマテリアル協働研究拠点
場所:神奈川県横浜市緑区長津田町4259東京工業大学すずかけ台キャンパス J3棟514号室
設置期間:2019年7月1日~2022年6月30日
研究題目:東京工業大学とAGCの技術力融合・強化によるマテリアルソリューションの創出
拠点長:中島 章(東京工業大学 物質理工学院 副学院長・教授)
副拠点長:神谷 浩樹(AGC株式会社 技術本部企画部長)
代表共同研究員:伊勢村 次秀(AGC株式会社 技術本部企画部)