ヴァレオジャパンは、 臨海副都心地域、 羽田空港地域、 羽田空港と臨海副都心等を結ぶ首都高速道路(一般道を含む)を同社の自動運転車Cruise4Uで走行し、 得た実験データ、 分析結果などを報告する。
ヴァレオの自動運転車Cruise4Uは、 2018年10月に日本一周のドライブ「ハンズオフ ジャパン ツアー」を実施し、 約3週間で高速道路での走行距離約6700km中、 約98%を自動運転モードで走行した。 「ハンズオフ ジャパン ツアー」終了後、 ヴァレオジャパンはCruise4Uにヴァレオ独自の3DレーザースキャナーSCALAの最新モデルであるSCALA 2を1台追加搭載している。 新型SCALA 2 は現行品に比べて垂直方向の視野角が3倍広くなり、 路面表示の読み取りなどへの活用が可能になる。 高度な自動運転を実現する上でのキーデバイスであるヴァレオSCALAは、 市販乗用車用への搭載に求められる厳格な仕様を満たす唯一の3Dレーザースキャナーであり、 これまでに10万台以上を出荷している。
ヴァレオCruise4Uには、 以下の検知システムを搭載している。
• AIアルゴリズムを使用する高度なソフトウェア
• 6台のヴァレオ SCALA 1 3Dレーザースキャナー
• 1台のヴァレオ SCALA 2 3Dレーザースキャナー
• 1台のフロントカメラ
• 4台のサラウンドビューカメラ
• 4台のコーナーレーダー
• 12個の超音波センサー
これらのセンサーのデータを統合することで、 冗長性のある360°全周囲検知マップが生成される。