REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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カロッツェリアのフラッグシップカーナビ・サイバーナビはラインアップが充実。ダッシュボードに溶け込むような美しいフィッティングを生み出す10型ディスプレイ搭載の車種専用モデルとして、ヴォクシー向けの「AVIC-CE902VO」、ノア向けの「AVIC-CE902NO」、エスクァイア向けの「AVIC-CE902ES」を用意している。そして車種別取付キット(別売)を利用して装着ができる8型ディスプレイ搭載の「AVIC-CL902」、「AVIC-CL902XS」がある。
最新のサイバーナビで特徴的なのは、ネットワーク機能が充実していること。「MapFanコネクト」ではスマホアプリの「MapFan Assist」やウェブサイト「MapFan」とサーバー経由で接続し、ドライブスポットやドライブプランの取得が可能。スマホアプリ上で行きたい場所や覚えておきたい場所、設定したルートなどを登録でき、それらをカーナビ画面上で素早く呼び出して利用できる。しかも新しく登録したデータがあるとナビが起動する際にメッセージで知らせる。さらに「マイカーシーク」によってリアルタイムで位置情報の取得が行え、家族から迎えに来てもらう場合や車両盗難時にクルマの場所をスマホの地図上で確認可能だ。
そして「AVIC-CL902XS」についてはこれらのナビ機能に加えて、同社のハイエンドカーオーディオである「カロッツェリアx」で培った音響技術やハイエンドホームオーディオの「TAD」より継承した技術開発思想を投入。オーディオ性能を突き詰めたスペシャル仕様となっている。
楽ナビはカロッツェリアのスタンダードシリーズで、扱いやすさと高機能を両立しているのが特徴だ。大画面モデルとしては8型ディスプレイの「AVIC-RL910」と9型ディスプレイの「AVIC-RQ902」がある。
「AVIC-RL910」は4月にリリースされたばかり(6月発売予定)の2019年モデルで、車種別取付キット(別売)を利用して装着を行う。注目はディスプレイにクラス初採用のHDパネルを採用していることで、従来モデルに比べると2.4倍もの高解像度を達成。そのうえ高透過率の静電タッチパネルや高輝度LEDバックライトが組み込まれ、徹底した画質チューニングも行われている。
また、「ターゲットインターフェース」を備え、フル機能を活用できる「おすすめモード」と、誰でも簡単に扱えるシンプルな「カンタンモード」の2つの操作メニューから選んで使える。
そして「AVIC-RQ902」は昨年10月にリリースされた2018年モデルで、トヨタ純正9型ナビに対応するボディサイズを持つ。楽ナビならではの優れた操作性に加え、ドライブに活用できる最新情報が取得可能(スマホのテザイング機能を利用)なスマートループにも対応している。