最大照射距離は2.5m。15度の円錐状に照射していて、そのため、最前面の対象物を検知することはもちろんのこと、照射範囲内にあるものも同時に把握できているのが特長。
それだけ正確な測距と検知ができるのなら、車内ではなく車外に備えて超音波センサの代替として使えないのかと訊いてみた。すると、汚損に対するセンサの動作不良を懸念材料として示してくれた。ただし、例えばヘッドランプやテールレンズクラスタ内など、レンズの内側に設置すればその不安は大部分払拭できる可能性もあるという。携帯電話に実装されているということで数量とコストという点では現実的だし、小型軽量だから複数備えてさらに正確な測距を図ることもできそうだ。