ルノー・メガーヌGTをフォルクスワーゲン・ゴルフGTIと徹底比較!〈インパネ/シート/ラゲッジスペース/スペックetc……〉
1000万円を超えるようなスーパースポーツは、確かに速い。とてつもなく速い。だが、際限なく速さだけを追い求めるよりも難しいことを、この2台は涼しい顔してやってのける。世界最量販カテゴリーをベースにし、快適性や経済性も最高レベルのものが求められ、そこに速さや官能性をも付加する。メガーヌGTとゴルフGTIの戦いは、スーパースポーツを超えた世界最高のショーである。ここでは、この2台のディテールをつぶさにチェックし、購入を検討しているみなさんの比較検討の一助としたい。
ルノー・メガーヌGT
インパネ
シート
アルカンタラ仕様のスポーツシートを標準装備。ステッチやアンビエントライトなど、室内全体にスポーティな演出が張り巡らされている。実測した後席ニースペースは約130㎜、ヘッドスペースは約50㎜とゆったり。
タイヤ&ホイール
エンジン
ラゲッジスペース
実測した通常時のフロア奥行きは約790㎜、最小幅は約1020㎜、高さは約750㎜となっている。6対4分割可倒式の後席シートを格納すると、最大奥行きは約1530㎜まで確保可能。床下にも収納スペースを装備している。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
インパネ
シート
伝統のチェック柄を採用した専用ファブリックシートを装備。サイドサポートは大きめだが、メガーヌGTのスポーツシートよりは穏当な印象だ。後席ニースペースは約120㎜、頭上空間は約100㎜と、天地方向にゆとりがある。
エンジン
タイヤ&ホイール
ラゲッジスペース
通常時のフロアは奥行きが約740㎜、最小幅が約1030㎜、高さが約700㎜。手前と奥で幅が変わらず、容量はメガーヌに分がある。後席は6対4分割可倒式で、センタースルーローディングにも対応。最大奥行きは約1530㎜だ。