マグナ エクステリアのプレジデントである Grahame Burrow氏は「この2拠点は、マグナにとって成長著しい製品セグメントである軽量なコンポジットバックドアとアクティブ・エアロダイナミクスを象徴する拠点です」とし、「軽量なコンポジットとアクティブ・エアロダイナミクスは、CO2排出削減と燃費改善の達成の一役を担います」とコメントしている。
軽量且つリサイクル可能なコンポジットバックドアへの需要の高まりは、クロスオーバーやSUV市場の世界的な成長と同様に高まってきている。マグナのバックドアモジュールは、スチール製の従来品より最大25%の重量削減を達成し、燃費改善と排出ガス削減に寄与する。また、コンポジット材は、高低差や小さいRがある形 状が可能になるなど、デザインに高い自由度を与える。さらに、マグナのシステム組立方法や納品方法にもメリットがあり、バックドアモジュール自体の複雑さや初期投資の削減、また、自動車メーカーの完成車生産拠点での生産効率アップなどのベネフィットが見込まれる。
アクティブ・エアロダイナミクスは、車両の走行負荷を低減することにより、燃費効率や排出ガス削減へのニーズへのさらなる取り組みにつながる。マグナのアクティブ・エアロダイナミクス技術は、ここ数年で大幅に成長し、今では、1千万台以上のアクティブ・グリル・シャッターシステムが量産・採用されている。コンパクトカーから商用車まで、全ての車両に適用可能なアクティブ・アンダーボデー、アクティブ・ホイール・デフレクター、アクティブ・リア・ディフューザーなど、マグナのエアロダイナミクス製品イノベーションは他にもある。
マグナは、中国に55の生産拠点と13のエンジニアリングセンターがあり、2万2千名以上の従業員を擁する。また、マグナは、51Job.com や Zhaopin.com で「Employer of Choice(魅力があるとして選ばれる企業)」にも選ばれた。