一方のポルシェ718ケイマンの最小回転半径は、プラス0.6mとなる5.5m。比較すると大きいが、同クラスのクーペモデルとしては標準的な数値と言える。
正直なところ、いずれのモデルも大容量の荷室を備えているとは言い難い。また、後部の荷室に荷物を満載すると、後方視界が悪化してしまうのも共通事項だ。
フロントにも荷室を有するポルシェ718ケイマンは、前後トータルの荷室容量だと上に見えるが、アウディTTの場合、後部座席をちょっとした荷物置き場として使うことができるため、日常生活における使い勝手では優れている。