固定式オービス撤去の嵐が止まらない。メインはやはり、全機が撤去対象となっているHシステムだが、すでに耐用限界を超え、ダミー化の噂の絶えない旧ループコイル式や旧レーダー式も、着実に姿を消している!

ダミーか否かの真相はついにわからず終い!?

☆撤去オービスDATA


1.


場所:栃木県宇都宮市大通り1


道路:駅前大通り


方向:両方向(メインは東行き)


機種:旧L型


速度測定方式:ループコイル式


制限速度:40km/h


2.


場所:栃木県宇都宮市池上町


道路:駅前大通り


方向:両方向(メインは西行き)


機種:旧L型


速度測定方式:ループコイル式


制限速度:40km/h
国道247号線に設置されている旧L型は、どう見ても稼働しているとは思えないが、警告板と共に、立派に速度抑止効果を発揮している。

 現時点で、全国に設置されている旧型オービスは、デビューから40年以上経つL型ループコイル式とR型レーダー式。R型はすでに残り30数機と風前の灯火だが、L型はデジタル版の新型を含めてではあるが、まだ100機を超えている。速度の測定方式が数々の疑惑を生んでいるレーダー式に比べて、ループコイル式は、現在のオービスの主流、LHにも採用されているだけに信頼度に自信があるのか、撤去ペースは少し鈍重だ。




 ただし、L型もまたR型と同様、すでにダミー化しているポイントが少なからずある。実は、今回、撤去された宇都宮のオービスも、かなり以前からダミーではないかというもっぱらの噂だったというのも事実。つまり、例え稼働していなくても、そこに立っているだけで「速度抑止」効果のあるオービスのポテンシャルをいかんなく発揮していたわけだが、さすがに放置したままというわけにはいかず、ついに撤去されたのだろう。




 これで、栃木県のオービスは、すべてLHとなった。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 旧ループコイル式オービスも続々、撤去! 宇都宮駅前大通りのL型2機が静かに消滅!【交通取締情報】