もちろんSA&PAの進化は大喜びなのだが、ふと、アラフィフおじさんの習性、もしくは”へそ曲がり”か。つい、昔を懐かしんでしまう、懐古主義的な意識が顔をのぞかせたりも。
MotoFan.jp編集部の編集T(私)は、そんな充実したSA&PAに満足しながらも、ふと、昔の面影をおいかけてしまうことが多々あったりもする。そんな編集Tを小躍りさせたのが、舞鶴若桜自動車道春日IC/JCTと福知山ICの間にある六人部(むとべ)IC 舞鶴方面のPAで発見した、カップヌードルの自動販売機。
当時、学生だった編集Tはオートバイに夢中。どこにいくのもオートバイだったのだが、とはいえ、いくら好きでも冬場のライディングは厳しかった。レーサーレプリカだったからカウルから吹き出されるエンジンの熱で手や上半身を暖めることができ若干の寒さ対策はできたものの、やはり寒いものは寒い。
そんなとき、PAでカップヌードルを食べるのが至福の時でもあった。そんな“オッサン”特有(?)の昔を懐かしむ体験を、まさか偶然立ち寄ったPAで経験できるとは!
PA内のレストランには、ご当地ならではのおいしい料理が並んでいた。だが、迷わず、カップヌードルの自動販売機に直行。お金を自販機に入れた瞬間からテンションが最高潮になったのはいうまでもない。
MotoFan.jp編集部スタッフカーのルノー・メガーヌGTのロングドライブテスト中ではあったが、その瞬間だけは、20数年前の学生時代を思い出させてくれたのだった。
まったくの個人的なお話で恐縮だが、編集Tは、クルマだろうが鉄道だろうが、徒歩だろうが自転車だろうが、いく先々でコロッケを食べるのが趣味のひとつ。
六人部PAには、ネットでも話題になっている、揚げたて名物コロッケを食べることができる。
購入直前で売り切れとなってしまったが、逆にこれが奏功したのか、5分待てば揚げたてができるという。
もちろん、5分待って、揚げたてを購入。じゃがいもベースのいわゆるプレーンなコロッケだったが、ころもはサクサク、中はジューシーで、とってもおいしかった。
なお、これまた個人的な好みで恐縮だが、揚げてから時間の経ったコロッケも好き。次回は、そちらを食してみたい。